芳根京子が大粒の涙、土屋太鳳が猛烈ハグ!ダブル主演「累」で深めた友情に観客拍手
2018年8月22日 20:12

[映画.com ニュース]松浦だるま氏の漫画を映画化する「累 かさね」の完成披露試写会が8月22日、東京・霞が関のイイノホールで行われ、ダブル主演の土屋太鳳と芳根京子をはじめ共演の横山裕(関ジャニ∞)、檀れい、浅野忠信、メガホンをとった佐藤祐市監督が舞台挨拶に出席した。
天才的な演技力を持ちながらも醜い容姿にコンプレックスを抱く淵累(ふちかさね/芳根)と、美ぼうに恵まれながらも女優として花開かない丹沢ニナ(土屋)が、キスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅に導かれて出会い、それぞれの容姿を交換する姿を描く。女性同士のドロドロバトルが全編を支配するが、ダブル主演の2人は信頼と絆を深めた様子。舞台挨拶を通じ、仲睦まじい関係性で観客を和ませた。
芳根は「太鳳ちゃんと一緒に累とニナを作れた。感覚的にお互いが察し、感じ取りながらできたのは、そういう運命というかご縁だと感じました」と約1年前の撮影に思いを馳せ、「太鳳ちゃんと手をつなぎ合って、ハグし合って、本当に身を削って苦しみながら、助け合いながら、命をかけて撮影させていただきました」と大粒の涙。これに土屋が熱い抱擁で応じると、場内を温かい拍手が包み込んだ。一方で横山と浅野もなぜかハグを交わし、客席の女性ファンは黄色い声援を送っていた。
さらに土屋は「役の持つ威力がすごすぎて、押しつぶされました。ニナちゃんは普通の美人ではなく、絶世の美人。そして累と入れ替わったら、演技の天才。これはハードルが高い、どうしよう、恐ろしいと思った」と語りながらも、芳根と手を取り合い「こんな素晴らしい皆さんに支えられ、パワーを頂けた。それで乗り越えられたと思っています」とニッコリ。役作りでは浅野の助言が決定打となったそうで、土屋は「浅野さんに相談したら、すごく楽しそうに『こんな面白い役ないよ。2人で累とニナのノートを作って、演技プランを立てなよ』と。そのノートが自分たちにとってすごく大きくて、感謝しています」と説明していた。
続けて芳根は、初号試写を原作・松浦氏と鑑賞した際に言及。「終わった後に私が力が抜けて立ち上がれなくて、だるま先生が手を差し伸べてくれたんです。『累になってくれて、ありがとう』。ホッとしたやらいろんな感情が爆発して、泣き喚いちゃったんです」と明かし、「そうしたら監督が遠くから見て、爆笑してたんですよ! 『大人がこんなに泣き喚いているのを久々に見た』って」と苦笑交じりに振り返っていた。
またキスで容姿を入れ替える物語にちなみ、「キャストのなかで誰の顔を奪いたい?」という質問が。横山と浅野はお互いの顔を挙げ、「ヒゲをはやしたり、この顔で食リポしてみたいですよ!」(横山)、「相思相愛だね、嬉しい! この2人で(『累 かさね』を)撮りたい。僕も『関ジャニ∞』に入りたい」(浅野)と大はしゃぎだった。「累 かさね」は、9月7日から全国で公開。
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