マーク・ラファロ&人気ラッパー、引き離されたままの米移民親子に支援のビデオメッセージ
2018年8月9日 15:30

[映画.com ニュース] 米トランプ政権の「ゼロ寛容」政策により、メキシコ国境地帯で不法移民の親子が引き離され拘束されている問題で、同政策の廃止と事態の解決を訴える米人道支援団体「We Stand United(WSU)」が、マーク・ラファロと人気ラッパー/俳優のコモンをフィーチャーした新たなビデオを公開した。
離れ離れに拘束されている全ての移民家族を、7月26日までに再会させるよう米サンディエゴ連邦地裁に命じられたことを受け、トランプ政権側は期日通り、5歳以上の子ども1800人を両親もしくは法的保護者と再会させたと発表している。だが当局によれば、親がすでに国外追放されてしまった431人を含む約700人の子どもたちが、依然親から引き離されて集団生活を強いられているという。
今回WSUが公開した3分半ほどのメッセージビデオでは、支援を表明すべく米人気歌手アンドラ・デイが提供したグラミー賞ノミネートの名曲「ライズ・アップ」に乗せて、アメリカとメキシコの国境で打ちひしがれる親子の姿や、現地で救援活動に携わるスタッフらの痛ましい証言が綴られると同時に、長い間離れ離れになっていた母と子が再会を果たす感動的な一幕も収められている
マーベル映画「アベンジャーズ」のハルク役で知られるラファロが、「私たちは現在、ここアメリカ国内でかつてないほど最悪の人道危機に直面しています。トランプ政権は、国境で引き離され、別々に拘束されている全ての移民家族を再会させるよう連邦地検に命じられたのにもかかわらず、その約束を果たしていません」と述べる一方で、「多くの家族が、いまだ離れ離れの生活を強いられているだけでなく、親から引き離された子どもたちは、監獄のような収容所でおりに閉じ込められているのです」というコモンは、「我々は全ての子どもたちがおりから解放され、無事親元に戻るまで戦い続けます」と熱く語る。
WSUはビデオの締めくくりとして、引き裂かれた親子の再会を1日も早く実現させるべく、ReunifyFamilies.orgで展開中のキャンペーン「Families Belong Together(家族は一緒にいるべき)」に寄付するよう、支援者に呼びかけた。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ