2.5次元のシンデレラボーイ・小澤廉がパンチパーマに!映画単独初主演「新宿パンチ」12月公開
2018年8月3日 05:00
[映画.com ニュース]2.5次元ミュージカルに多数出演する小澤廉が、城定秀夫監督作「新宿パンチ」に主演していることがわかった。小澤にとって、映画に単独で主演することは初めて。爽やかなイメージから一転、22歳・童貞でパンチパーマの“スペック最低男”役に扮している。
100人の女性に振られた主人公・道場方正(小澤)が新宿・歌舞伎町に足を踏み入れ、水商売や風俗の仕事を斡旋するスカウトマンとして成り上がっていく姿を描く。100本以上の作品を手がけてきた城定監督がメガホンをとり、共演には人気モデルの吉倉あおい、映画「ケンとカズ」の毎熊克哉、そして宮崎秋人、矢柴俊博らが名を連ねている。
主演の小澤は、2013年に「仮面ライダー鎧武/ガイム」で俳優デビューし、以降は「ダイヤのA The LIVE」「おそ松さんon STAGE~SIX MEN'S SHOW TIME~」など2.5次元ミュージカルに相次いで出演。そのほか日本テレビ系情報番組「PON!」のレギュラーを務め、寺坂頼我とダブル主演する映画「BD 明智探偵事務所」の公開も控えている。今作に臨むにあたり「作品の一部としての自分を常に考え、その中で一番色濃く、真っ直ぐに役に向き合いました。主演とは、周りを引き立てつつ、自分も周りから引き立ててもらい、そして愛されることも必要かと思います。愛されることが僕にできているかはわかりませんが、共演者さんやスタッフさんを信じて、現場の雰囲気を良くできれば、できるほど、僕は良い作品ができると信じています。『良い現場だったね』と言われる現場を作れる主演になりたいと思っています」と明かした。
さらに、自身の役どころについては「方正は歌舞伎町のルールも何もわからず田舎から出てくるんですが、最初は怯えてばっかりだったのが徐々に歌舞伎町の世界に慣れていって、それでもピュアさを無くさない愛くるしいキャラクターです」と語る。「見てくれる人たちに愛してもらえたら嬉しいなって思いながら演じました!」といい、「僕のパンチパーマ姿はぜひ1度、見てみてください」と熱烈に呼びかけている。
また城定監督は、小澤に対して「真っ直ぐさが素敵で、今回の主人公そのものでした。彼自身の持ち味を出来るだけ生かしたいと思わせる魅力がありました。撮影を終え、このキャラクターは小澤さんでなければ作れなかったと改めて感じました」と称賛の言葉を送っている。「新宿パンチ」は、12月1日から東京・シネマート新宿ほかで公開。
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