長谷川博己、松永大司監督らアジア人監督のTIFFオムニバス「アジア三面鏡」に出演!
2018年7月31日 19:00

[映画.com ニュース] 国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭の共同プロジェクトで、「旅」をテーマに製作されたオムニバス映画「アジア三面鏡2018:Journey」のキャストが発表され、長谷川博己らの出演が明らかになった。
日本を含むアジアの気鋭監督3人が、ひとつのテーマのもとにオムニバス映画を共同製作する「アジア三面鏡」のシリーズ第2弾。長谷川が主演を務めることになったのは、「ハナレイ・ベイ」(10月19日公開)の松永大司監督作「碧朱(へきしゅ)」だ。主人公は、ミャンマー・ヤンゴン市内の鉄道整備事業に携わる日本人の商社マン(長谷川)。民主化して間もない街の進化と喪失、現地の人々との交流、彼が抱いた心の機微を色彩豊かな映像で描く。松永監督が現地で発掘した現役大学生の新人・ナンダーミャットアンがヒロインを演じている。
中国のデグナー監督による「海」は、全く性格の異なる母娘を活写するロードムービー。喧嘩しながら旅を続ける2人を通して、普遍的な親子の問題、現代中国特有の人間模様を浮き彫りにしていく。主演は高い演技力に定評のあるベテラン女優チェン・ジンと実力派若手女優ゴン・チェ。チェンは「中国映画やアジア映画は目覚しい発展を遂げてまいりました。アジア各国からの製作陣が集まり合作が数多く作られていますが、このような国をまたいだ共同製作は参加者が直接コミュニケーションを取り合い、協力し合うことでお互いを補完し、それが各国作品のレベルアップに還元されます」と撮影を振り返っている。
シュールレアリストとして知られるインドネシアのエドウィン監督作「第三の変数」は、マンネリ化したインドネシア人夫婦が、旅先の東京で出会った謎の男から、奇妙で官能的なアドバイスを受ける物語。3作共通の出演者ニコラス・サプットゥラ、インドネシアの人気女優アグニ・プラティスタ、「KILLERS キラーズ」で北村一輝と共演したオカ・アンタラが集結しており、「様々な監督とご一緒出来るだけでなく、アジア各国の役者、スタッフ、制作会社の皆さんのことを知ることができ、とても素晴らしい経験となりました」(サプットゥラ)、「様々な課題が立ちはだかりましたが、100%の力を込め、お互いに支え合うことのできる完璧なチームと仕事ができました」(プラティスタ)、「作品は異色のストーリーゆえ、今までにないレベルのチャレンジとなりましたが、他国のスタッフ・キャストを交えた多言語の現場は常に楽しいものです」(アンタラ)とコメントを寄せている。
「アジア三面鏡2018:Journey」は、10月25日~11月3日開催の第31回東京国際映画祭でワールドプレミア上映される。また、シリーズ第1弾「アジア三面鏡2016:リフレクションズ」とともに劇場公開も決定。「アジア三面鏡2016:リフレクションズ」は10月12~18日、「アジア三面鏡2018:Journey」は11月9~15日に東京・新宿ピカデリーほかで公開される。
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