リン=マニュエル・ミランダ「チック・チック・ブーン!」映画化で監督デビュー
2018年7月26日 11:00
[映画.com ニュース] トニー賞11冠を達成した「ハミルトン」や同賞4冠の「イン・ザ・ハイツ」で知られる作詞家・作曲家・俳優のリン=マニュエル・ミランダが、ミュージカル「チック・チック・ブーン!」を映画化する新作で、長編監督デビューを飾ることがわかった。
「チック・チック・ブーン!」は、傑作ミュージカル「レント」の生みの親である故ジョナサン・ラーソンさんが作詞・作曲を手がけた自伝的作品。1990年、米ニューヨークでウェイターとして働く作曲家志望のジョンは、ブロードウェイでの成功を目指すが、同志だったルームメイトは広告会社のサラリーマンに転身し、恋人からは都会を離れたいとせがまれ、夢と現実の狭間で葛藤するさまを描いている。
ミランダは2014年に、「チック・チック・ブーン!」のオフブロードウェイの舞台にジョン役で主演している。米Wrapによれば、映画は、トニー賞6部門受賞ミュージカル「ディア ・エヴァン・ハンセン」の原作者スティーブン・レベンソンが脚本を執筆。ミランダとブライアン・グレイザー、ロン・ハワードがプロデュースする。