山下智久、10年続く「コード・ブルー」は「ひとつの奇跡」 新垣結衣らと劇場版完成を報告
2018年7月11日 21:25

[映画.com ニュース] ドクターヘリが題材の人気ドラマシリーズを映画化した「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」の完成披露試写会が7月11日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、山下智久をはじめ新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介、有岡大貴、成田凌、新木優子、馬場ふみか、安藤政信、椎名桔平、メガホンをとった西浦正記監督が上映前に舞台挨拶に出席した。
リアルな医療・災害・事故現場の描写や、主人公らによる成長と絆の人間模様が人気を博す「コード・ブルー」。シリーズ10周年の節目に公開される劇場版では、初の海難救助を扱い、「成田空港」と「海ほたる」で立て続けに発生した大事故を描く。キャスト陣は会場中央のランウェイに華々しく登場し、山下は「10年間『コード・ブルー』を続けられ、この晴れ舞台。ひとつの奇跡を一緒に味わっていけたら」と感無量の面持ち。新垣も「10年間のアルバムを作っていただいたような映画でした。大事な作品を皆さんに見ていただくこと、嬉しいです」とほほ笑み、戸田は「(ドラマ第1期から出演する)5人の大切なものができ、死ぬまで大切にしたい作品ができました」と充実の表情で明かした。
さらに今作の見どころを問われると、山下は「10年間という時を超えた、僕らの絆がしっかり劇場版で描かれています。そして患者さんとの人間ドラマからは、『今この瞬間を生きること』の大切さが伝わってくると思います」と胸を張る。そして比嘉が「私が演じる冴島はるかは、10年前から苦悩を抱えてきました。頑張ってきたからこそ、浅利くん演じる藤川と出会えて、幸せになれた。2人の関係性も見どころだよね、チャーリー?」と語りかければ、浅利が「そう思います!」と声を弾ませて応じるなど、仲睦まじい掛け合いで場内をなごませていた。
一方で浅利は、「シニアドクターの桔平さん」と“失言”してしまうひと幕も。椎名は「シニア……」と眉をひそめながらも、「(浅利は)次のクール、異動だな」と切り返し観客の笑いをさらった。さらに有岡は「声を大にして言いたいのは、山下くん演じる藍沢先生の登場シーン。劇的にかっこいいです」と事務所の先輩に最敬礼で、山下から「そこはさあ、そーっとしておけよ」とたしなめられるも、「いくらハードルを上げても大丈夫!」と期待を煽っていた。
また、ファンに感謝を伝える“日本縦断ツアー”の開催も発表。7月21日に北海道・札幌と愛知・名古屋、同22日に大阪と福岡でイベントが行われ、山下&新垣&戸田&比嘉&浅利が登壇する。山下は「応援してくださるファンの皆さんに、感謝を伝えることはもちろんですが」と前置きしたうえで、「西日本に住まれていて、被害にあわれた方もいらっしゃると思います。痛みに少しでも寄り添うことができるように、1日も早く皆様が元の生活に戻れるようにお祈りする、そういう思いで回らせていただければと思います」と真摯に胸中を明かしていた。
「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」は、7月27日から全国で公開。
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