芦田愛菜の「1人じゃできないこと」に大人たち感心、濱田岳は自虐「おじさん、バッカみたい」
2018年7月1日 18:25
[映画.com ニュース] 人気アニメ映画のシリーズ最新第21作「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」の完成披露試写会が7月1日、都内のホールで行われ、ゲスト声優を務めた芦田愛菜、川栄李奈、濱田岳、野沢雅子、主題歌「ブレス」を書き下ろした「ポルノグラフィティ」らが舞台挨拶に登壇した。
初参加の芦田は、「小さい時から身近にいたポケモンに参加させていただきすごくうれしい。映画の中に、私の分身が入ったような気がします」と笑顔。川栄は、「私もこの映画を見て、すごく元気をもらった。背中を押してくれる作品です」とアピールした。
濱田は、「どっぷりはまった世代なので、参加できて鳥肌が立つほど。あこがれのスーパースター軍団の中にいる幸せな気持ちでいっぱいです」と感激の面持ち。テレビアニメの楽曲「ポケモン言えるかな?」も歌っていたことを明かすと、主人公サトシ役の松本梨香が「(自身が歌う)『めざせポケモンマスター』じゃないんだ」、21年連続ゲスト声優の山寺宏一は「じゃあ、歌ってみてよ」とツッコミ。濱田は、「レジェンドのいじりはきついなあ」とタジタジだ。
仲間たちと目標に立ち向かう作品のテーマに合わせ、登壇者はそれぞれの「1人じゃできないこと」を発表。芦田が「青春」と記し、「誕生日に誰も何も言ってくれなかったので、忘れられたと思ったら、帰る間際に皆がサプライズでお祝いしてくれた。友達との距離がグッと近づきました」とうれしそうに話した。
大人たちは感心しきりだったが、その後に「ごはん」と出した川栄は「愛菜ちゃんの後で恥ずかしい」と照れ笑い。その次の濱田も「乾杯」とネタのような発表で、「青春の後だと、おじさんバッカみたい」と自虐気味にこぼした。
ポルノグラフィティの岡野昭仁は、「デビュー20周年」とし、「メンバー、スタッフ、ファンがいて成り立つことをあらためて感じた」と説明。そして、「さわやかな風が流れている映画なので、気持ちを後押しできるさわやかな曲になるよう頑張って書きました」と主題歌に込めた思いを語った。
「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」は、人々が風とともに暮らす街フウラシティで、伝説のポケモン・ルギアとの約束を守るためのサトシと仲間たちの冒険を描く。7月13日から全国で公開される。