人気声優・神谷浩史、客席の幼児に“神対応”「わ~い! 楽しいよね!」
2018年6月30日 14:30

[映画.com ニュース] 人気特撮ヒーローが共演する「スーパー戦隊VSシリーズ」の最新作「宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド」が6月30日、全国29館で公開初日を迎え、出演した岐洲匠、岸洋佑、山崎大輝、大久保桜子、榊原徹士、田口翔大、南圭介、石垣佑磨、岩永洋昭、神谷浩史、メガホンをとった坂本浩一監督が東京・新宿バルト9での舞台挨拶に出席した。
映画は、今年2月まで放送されていた9人の戦隊ヒーロー「宇宙戦隊キュウレンジャー」と、宇宙刑事ギャバン率いる東映ヒーローチーム「スペース・スクワッド」が融合する。キュウレンジャーのラッキー/シンレッド役を演じた岐洲は、「石垣さんと(TV版)18話で共演したんですけど」と前置きしたうえで、「そのときに『絶対にまた会えるから』とずっと言ってくれていました。そうしたら現実になった」と感謝。十文字撃/宇宙刑事ギャバン役の石垣は「18話のときに、追加戦士のオーディションをやっていて。鳳ツルギ役で受けていたつもりなんだけど。おまえに取られちゃったね!」といい、鳳ツルギ役の南は「よかった、ここにいられて!」とホッと胸をなでおろした。
当の南は終始登壇陣からいじり倒され、舞台挨拶は徐々に“南劇場”の様相を呈し始める。「僕は宇宙連邦大統領という役をやらせてもらっているんですけど、一番この映画の中でもドシッといられるかと思ったら、もう一つの宇宙から先輩たちがやってきてくださった。宇宙は広いなと思った」という発言には会場が爆笑に包まれ、笑いすぎて座り込んだ石垣は「二度とおまえとは共演したくねえ(笑)」、神谷は「南劇場を初めてこの距離で見ましたけど、大迫力!」と悲鳴をあげていた。
また、1年間にわたりショウ・ロンポー/リュウコウマンダー(声)役を務め、キュウレンジャーを見守ってきた神谷。「キュウレンジャーの成長ぶりは?」と問われた際には、客席の幼児が「わ~い!」と歓声をあげたため、神谷は「わ~い! 楽しいよね!」と“神対応”を見せ場内を沸かせた。その後「(佐久間小太郎役の14歳)田口くんは大きくなったよね」とほほ笑みかけ、石垣も「ラッキー(岐洲)とちょうど1年ぶりに共演したけど、ファイターの顔になっている。戦い続けている男の顔」と称賛していた。
さらに「次に戦ってみたい相手は?」と聞かれた神谷は、「声優としては、飯塚昭三さんを倒したい!」と声優界の超重鎮を引き合いに豪語。続けて「飯塚昭三さんは(役どころで)1回も宇宙を征服したことがない。だから1回は征服させてあげたい。そこから取り戻すというね」と夢をふくらませていた。
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