新進監督が手がけたVR映画「ブルーサーマルVR」7月5日から公開
2018年6月22日 09:00

[映画.com ニュース] 新たな映像表現として注目を集めるVR(バーチャル・リアリティ)で楽しむ映画「ブルーサーマルVR はじまりの空」が、7月5日から公開されることが決定し、ポスタービジュアルと特報映像がお披露目された。
長編映画「カメラを止めるな!」(6月23日公開)で脚光を浴びる上田慎一郎監督が、小沢かな氏の青春漫画「ブルーサーマル 青凪大学体育会航空部」をベースに、オリジナルストーリーで描いた約12分の実写VRコンテンツ。5月にフランスで開催されたカンヌ国際映画祭の併設見本市で、次世代コンテンツを扱うブース「NEXT」に日本のVR作品としてはじめて出品された作品だ。
本作は、エンジンもプロペラもなく、風と翼のみで空を飛ぶ航空機「グライダー」に青春の全てを捧げる若者たちの物語。青凪大学の新入生である主人公の“私”は、グライダーに乗って空を飛ぶ「航空部」の雑用係として働くことになるが、やがて初フライトのチャンスが訪れるという内容だ。小野花梨、水石亜飛夢、田中偉登が出演。「彩の国ビジュアルプラザ」の人材育成プログラムの一環として制作され、埼玉県熊谷市で撮影が行われた。予告編(https://youtu.be/3JWN2sskHWo)では、滑空するグライダーのコックピットからの眺望が楽しめる。
VRコンテンツの演出に初挑戦した上田監督は、「最初は劇映画と同じ感覚で制作を始めましたが、劇映画とVR作品では演出における考え方が全く違うことに気がつきました。一般的な劇映画を見るときに観客の方は作品の外から見ていますが、VR作品は観客の方が作品の中に入って体感するので、これは決定的な違いでした」と説明。「そんな風にVRの基礎から学んでつくり上げた作品ですが、自分にしか出せない味もしっかり出ていると思います。原作マンガの世界観を視聴者である“あなた”が新たな登場人物となって体感する。ぜひお楽しみください!」とコメントを寄せた。
「ブルーサーマルVR はじまりの空」は、バーチャルリアリティ映画館「VR THEATER」(https://www.vrtheater.jp/)で体験可能。同サービスは、インターネットカフェチェーン「自遊空間」「グランサイバーグース」「DICE」など192店舗で利用できる。料金は600円。7月13日から埼玉・川口のSKIPシティおよびMOVIX川口で開催されるSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018でも体験できる。
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