岸谷五朗主演!福本伸行「天 天和通りの快男児」実写ドラマ化
2018年6月19日 06:00
[映画.com ニュース] 「賭博黙示録カイジ」「アカギ ~闇に降り立った天才~」で知られる福本伸行氏が、1989~2002年に連載した代表作「天 天和通りの快男児」の実写ドラマ化が決定し、岸谷五朗が主演を務めることがわかった。岸谷が演じるのは、無類の勝負強さと強い意志を持つ博徒・天貴史(てん・たかし)。原作キャラクターのビジュアルを忠実に再現した岸谷の“なりきりぶり”に期待が高まる。
本作は、テレビ東京グループと、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」が本格的にタッグを組む第1弾ドラマ。福本作品を民放で初めてドラマ化した「銀と金」(テレビ東京)の制作スタッフが再集結している。麻雀の「理」に対して深い造詣を抱き、雀荘で素人相手に荒稼ぎをしていた井川ひろゆきは、ある日、麻雀の請負業(=代打ち)を営む天貴史と出会う。無類の勝負強さを誇る天に憧れ、麻雀の世界に没入していくひろゆき。やがて2人は、神域の男と呼ばれる伝説の雀士・赤木しげる、関西屈指の現役最強の雀士・原田克美らと出会い、日本の裏麻雀界の頂点を決める戦いに挑んでいく。
「麻雀の話を連続ドラマにするって勇気があってスゴイなと思いました」と胸中を吐露する岸谷。「下手したら、画替わりが無いじゃないですか。基本的には麻雀卓を囲んで役者が座っている画ですよね。青い海とかは多分出て来ない(笑)。監督ふくめスタッフの、この作品を連ドラにしようという目論み自体がチャレンジャーだな、って思いました。でも、ドラマはチャレンジするから面白いんです。頑張ります」と意気込みを明かすと「麻雀を知っている方はもちろん楽しめると思いますが、ルールを知らない方も勝負のかけひきや心理戦が面白いドラマになると思います。ご期待ください!」とアピールしている。
7月に控えたクランクインを前に「まずは(麻雀の)手つきから、役作りを始めています。プロの先生から演技指導で麻雀牌の持ち方を教えて頂いたり、新幹線での移動時間などでも手になじむように牌をずっと触っていたり。あとは麻雀好きな会社のマネージャーと雀荘に行く予定を入れていたりします(笑)」と準備を着々と進めている様子。さらに「(現在舞台公演中のため)今はまだ髪の毛が長いですからね。撮影になったらさらに近づくのではないでしょうか。きっと(笑)」と原作の再現度に磨きをかけるようだ。
福本氏は「天の、映像化。有難いです。あの傑作、銀と金を作ってくれたチームが、また、一肌脱いでくれるとの事。彼らなら、麻雀ドラマの面白さを、世に知らしめて頂けると、信じています!」と大喜び。「天役の岸谷五朗さん。受けてくださり、ありがとうございました! 岸谷さんの、無頼な気配、飄々(ひょうひょう)としているところ、主人公、天に被ります! これも、とても、楽しみです!! 頑張って下さい!」とコメントを寄せている。
「天 天和通りの快男児」は、今秋からテレビ東京で放送し、「Paravi」でも配信される。(BSジャパンでの放送も予定)
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