「モアナ 南海の歓喜」ドキュメンタリー映画の始祖、ロバート・フラハティの傑作が初公開
2018年6月11日 17:00

[映画.com ニュース]1926年公開作で、ドキュメンタリー映画の始祖ロバート・フラハティが南の島の暮らしを映した「モアナ 南海の歓喜」に、娘のモニカ・フラハティが現地の人々の会話、民謡を録音し付け加え、更に2014年にデジタル・リマスターを施した最新版が、9月15日から岩波ホールで劇場初公開される。
世界映画史上の傑作と評される本作は、南太平洋のサモア島で、人々はタロイモを採り、海に出て魚を採ってつつましく暮らしている。結婚を控えるモアナは、成人男性のしるしであるタトゥーを施し、婚約者とともに歓喜の踊りを舞い、挙式が始まるまで、祝祭の儀式を映す。
なお、本作の公開を記念し、アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)で、公開講座「ロバート・フラハティとドキュメンタリーの変容 『ドキュメンタリー』を生んだロバート・フラハティから見えてくるものとは何か?」が、6月22日から全5回で開催される。詳細は公式HP(https://moana-sound.com/)で告知する。
「モアナ 南海の歓喜」は、9月15日から岩波ホールで公開。
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