モアナ 南海の歓喜
劇場公開日:2018年9月15日
解説
ドキュメンタリー映画の始祖として知られるロバート・フラハティが1926年に製作した「モアナ」に会話や音楽を加え、さらにデジタルリマスターを施した最新版。南太平洋の島サモア。人々は大自然の中でイモや魚を採って暮らし、つつましい日々を送っている。島の男性モアナにはファアンガセという婚約者がおり、結婚の日が近づいていた。モアナは成人男性のしるしであるタトゥーを施し、ファアンガセとともに歓喜の踊りを舞う。島の人々が特別な日を迎えるにあたっての、喜びに満ちた祝祭の儀式を映し出した。1926年にロバート・フラハティが手がけたオリジナル版は無声映画で、1980年に娘のモニカ・フラハティが現地の人々の会話や民謡を録音して付け加え、さらに2014年にデジタルリマスターが施された。
1926年製作/98分/アメリカ
原題:Moana
配給:グループ現代
スタッフ・キャスト
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2018年12月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
フラハティ親子2代のサモアへの旅の結集した100年前に失われてつつあったポリネシア民族の暮らし。
モノクロームの映像の中に肉厚なバナナの葉、七色の虹、海を覗けば透明度の高い水の底。グリーンバナナや珊瑚の白さ、色とりどり(に見えてくる)の世界の中に暮らす人々を切り取った美しい作品。
「アラン」を高校時代に見て以来のフラハティ作品との再会。
そして撮影の頃のサモア人はあまり肥満してないんだな…逆に引き締まった肉体でいつから変わってしまったのかという人類学的興味も。
2018年11月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
サモア島のある家族の結婚式までの日常の話。実際に演技してるのは現地の人らしく、まぁ一応話はフィクションだけど狩猟の様子とかはドキュメンタリー。
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だからイノシシ採ったり、亀を捕まえたりするところはすごいリアル。イノシシの泣き声めっちゃ怖かったし。
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あと結婚する2人のイチャイチャしてる様子がその狩猟とかの間に挟まれててなんかそこもリアルだった(笑)アーンしてあげてやっぱりあげない♡みたいな(笑)(笑).
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2018年9月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
文化は、伝統であり誇りであることを丁寧に伝えている。約100年前のこの映像を見ると、西欧や(西欧化した)今の日本の価値観で評価してはいけないものがあることがよく分かる。文化は優劣ではない。