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アーミー・ハマー、“ひざをついてるだけ”の役をナメていた……「ALONE」インタビュー映像公開

2018年6月7日 18:00

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地雷を踏んで一歩も動けなくなった兵士は、 生きて帰れるのか?
地雷を踏んで一歩も動けなくなった兵士は、 生きて帰れるのか?
(C)2016 Mine Canarias Aie Roxbury Enemy Sl Sun Film Srl Mine Film Llc

[映画.com ニュース] アカデミー賞脚色賞受賞作「君の名前で僕を呼んで」の好演でも評価を高めたアーミー・ハマーが、砂漠の地雷原に迷い込んだ兵士が自然の脅威と過去のトラウマに襲われる姿を描いたシチュエーションスリラー、「ALONE アローン」の過酷な撮影を振り返ったインタビュー映像が公開された。

映像の冒頭で、「1つの場所で繰り広げられる単純な物語で、ただずっと、ひざをついていればいい、すごく楽な役でいいな、と思ったよ」と言うハマーは、「でもそれは大きな間違いだった」とすぐに苦笑いする。ハマーが演じるのは、テロリストの狙撃ミッションに失敗し、敵兵からの逃亡中に地雷を踏んでしまい、そのまま一歩も動けなくなってしまうアメリカ軍兵士。片ひざを付いたまま、救援が到着するまで52時間を耐え抜こうとする姿が描かれる。

撮影中は砂漠でただひたすら「1カ月半、右ひざでひざまずいた状態だった」と語り、「砂の上だから、ひざのサポーターなんて必要ないと甘くみていたけれど、砂がまるで紙やすりのように肌を痛めつけてすりむく」と述懐する。本作では主演に加え、製作総指揮も務めるハマーは、厳しい環境の中で耐える男の「時間の経過」と「自然の過酷さ」をどのように伝えたかについても「(主人公の)風貌を変えていくことで表現した」と言及。「60~70時間も日陰のない炎天下にいると、カリカリのベーコンのようになるんだ。唇は裂けて血が出るし、肌が灼(や)けすぎて皮がむけ、完全な脱水状態で、幻覚も見える。そんな風になっていく男の姿は痛々しいよ」と語っている。また、映像中では、本編シーンや撮影中の模様も登場。本作の持つ緊張感が強く印象付けられる内容となっている。

ALONE アローン」は、6月16日から全国公開。

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