ジェームズ・アイボリー、イタリア人監督の新作でナレーション担当
2018年6月7日 16:00

[映画.com ニュース] アカデミー賞脚色賞を受賞した「君の名前で僕を呼んで」のほか、「眺めのいい部屋」「日の名残り」「モーリス」などで知られる監督・脚本家・プロデューサーのジェームズ・アイボリーが、新作「Dance Again With Me Heywood!(原題)」でナレーターを務めることがわかった。
今年6月に90歳となるアイボリーが参加する新作は、イタリア・ナポリ出身のミケーレ・ディオーマ監督による英語作品で、10代の観客にむけた新しいタイプのおとぎ話だという。ニューヨークを舞台に、孤独な青年と若い女性が出合い、同じ病気を抱える相手にしかその存在が見えないムーンズ・バタフライ患者の2人は、大好きなダンスを通じて心の距離を近づけていく、というストーリーのようだ。
米ハリウッド・レポーターによれば、イタリア人の若手俳優ジョルジオ・アルチェッリ・フォンタナと女優オッタビア・オーティチェロが主演。7月にクランクアップし、11月に公開される予定だという。60年以上のキャリアを誇るアイボリーが、ナレーションを担当するのは本作が初めてとなる。
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