津田寛治、波岡一喜からの“おっさんずラブ”宣言に大照れ
2018年6月5日 21:42

[映画.com ニュース]直木賞作家・道尾秀介氏が原案、津田寛治と駒井蓮がダブル主演を務める映画「名前」のプレミア上映が6月5日、東京・飯田橋の神楽座で行われ、津田と駒井、共演の波岡一喜、戸田彬弘監督、道尾氏ら16人が舞台挨拶に出席した。
映画は、道尾氏が今作のために書き下ろしたオリジナル原案を、舞台演出家としても活躍する戸田監督が映画化したミステリアスなヒューマンドラマ。仕事も家族も失い、様々な偽名を使って生きていた男・中村正男(津田)が、父親と生き別れ正男を「お父さん」と呼ぶ女子高生・笑子(駒井)と出会ったことで、記憶から消していた過去と向き合うさまを描く。
多数の偽名を使い孤独に生きる正男を演じた津田は、「名前や経歴を接する人によって変えていくという設定をどうしようかと悩んで監督に相談しまして。その時監督に言われた言葉が僕の心にしっくりきたんですけど、まったく演じないでくださいと。そう言っていただいたことでスッと見えるものがありました」と役作りに言及。さらに、初めて台本を読んだ際の感想を、「これはかなり僕の好みの作品だなと思った。全体的なトーンがすごく静かだし、それぞれのキャラクターがちゃんと息をしている、生身の人間である匂いがすごくした」と話した。
今作で映画初主演を飾った駒井は、「もちろん緊張はあったんですけれど、監督も役者の皆さんも本当に朗らかに接してくださった」と撮影時を述壊。演じる相手によって、意識することなく笑子の印象が変化していったといい、「皆さんに助けていただいた現場だったなと思います」と謝辞を述べた。
正男の上司・森本役を演じた波岡は、「僕は津田さんに『おっさんずラブ』でして。津田さんのこと好きなんですよね」と、共演の内田理央が出演していたドラマにかけて大胆告白。「人間としても男としても俳優としても絶品。2日前に今作を見させてもらったんですけど、津田さん格好良い! 何やってても格好良い! とにかく格好良い! この映画は津田さんの格好良さを存分に味わえる映画だと思う。今後とも津田寛治をよろしくお願いします」と大絶賛した。突然の“おっさんずラブ”宣言に、津田は大照れの様子で「今度おごるから……(笑)」と頭をかいて、会場の笑いを誘っていた。
なお、この日は共演の勧修寺保都、松本穂香、池田良、木嶋のりこ、金澤美穂、比嘉梨乃、真広佳奈、小槙まこ、柿本朱里、田村泰二郎、西山繭子も登壇した。
「名前」は、6月30日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。
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