カンヌ女優・唐田えりか「覚悟はいいかそこの女子。」で中川大志と初共演!
2018年6月2日 07:00
[映画.com ニュース] 女優の唐田えりかが、中川大志主演作「覚悟はいいかそこの女子。」の映画版ヒロインを務めていることがわかった。第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された濱口竜介監督作「寝ても覚めても」(9月1日公開)への出演でも注目を集めた唐田。本作では、男子からの告白をことごとく断ってきた難攻不落のクールビューティー・三輪美苑(みわ・みその)役に挑戦する。
中川扮する主人公は、女性に囲まれてチヤホヤされながら育った“愛されイケメン”古谷斗和。実は交際経験ゼロの斗和は、同級生から「所詮、お前は観賞用男子だ」と指摘され、悔しさのあまり「彼女作ります宣言」をして、学年一番人気の女子・三輪美苑に告白するも、あえなく撃沈。それでもめげずにアプローチを続けるなかで、斗和は美苑の優しさを知り、本気の恋に落ちていく。
唐田演じる美苑は、思っていることをハッキリと発言する気の強いキャラクターだ。斗和の安易な告白に対しては「カッコ悪い男」と一刀両断するが、好きな人の前では一転、挨拶するだけでドギマギして顔を真っ赤にさせたり、姿が視界に入るだけで嬉しくなったりと可愛らしい一面も持っている。唐田は自身の役どころについて「クールビューティーで、ちょっとしたことでは動じない女の子なんですけど、それだけではなく、好きな人に対する表情や徐々に斗和に対して心を開いていく表情など、微妙な心の変化や気持ちを表現するように演じました」と語っている。
初共演となった中川には「演技が終わった後に『やりにくくなかった?』とか『もっとこうした方が良い?』とか中川君からお芝居に対する提案を沢山してくれたり、改善点を一緒になって探ってくれるのでとてもありがたかったです」と感謝しっぱなし。クランクイン当日は、中川に対して“逆壁ドン”をするというシーンに挑んだようで「中川君とは身長差があるので、壁ドンをする際の距離感や角度がすごく難しかったです」「女の子が男の子に壁ドンする機会ってほとんどないと思うので、新鮮でした。上手く壁ドンできると気持ちよかったです」と人生初の芝居に全力で臨んでいたようだ。
映画版「覚悟はいいかそこの女子。」は、10月12日から全国公開。ドラマ版は、MBSで6月24日から毎週日曜深夜0時50分、TBSで6月26日より毎週火曜深夜1時28分に放送スタート。初回のみ、MBSが深夜2時10分、TBSが深夜1時35分に放送が始まる。