別所哲也、小池百合子都知事を表敬訪問 短編映画祭に「女優として参加して頂けたら」
2018年5月25日 13:00
[映画.com ニュース] 米アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2018」の代表を務める俳優・別所哲也が5月25日、東京都庁で小池百合子都知事を表敬訪問した。記念すべき20周年を迎える同映画祭。共催に名を連ねる東京都を代表し、小池都知事は「20周年おめでとうございます。継続は力なり」と祝福した。
ショートフィルム文化の育成と発展を目的としたSSFF&ASIA2018では、130以上の国と地域から1万本超の作品が応募され、そのなかから厳選された250本を上映。東京の魅力を発信する「Cinematic Tokyo部門」などが用意されており、小池都知事は「新しい魅力をどんどん掘り出してくれている」と感謝し、「今年も成功なさること、心より祈念しております」と別所と握手を交わした。
訪問後に報道陣による取材に応じた別所は、「20回を迎えて感無量です。1999年にスタートし、『スター・ウォーズ』のジョージ・ルーカス監督に応援いただいて、1年ずつ積み重ねてきました」としみじみ。「今年は本人からご承認をいただいた『ジョージ・ルーカス・アワード』も設立されました。世界中の若い映像作家の思いを伝えるお祭り。東京から世界に発信し、世界の方々から東京を映画にしたいと思ってもらいたい」としたうえで、「ぜひ都知事にも、女優として参加して頂けたらと思っています」とリクエストしていた。
また小池都知事は、表敬訪問時に是枝裕和監督について言及。「カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞された是枝監督は東京出身。自らで発信していただいているなあ、と思っております」と語っており、別所は「是枝監督には、私たちの映画祭に参加いただいたこともあります。若い映像作家のことをいつも考えていらっしゃる。パルムドールのスピーチでも、後に続く人たちの勇気になる、とおっしゃっていて、私たちの映画祭にもつながる嬉しいメッセージだったと思っています」と頬を緩めていた。
SSFF&ASIA2018は、6月4~24日に都内各所で開催。
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