伝説のバンド「クイーン」描いた伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」11月公開決定!
2018年5月24日 08:00

[映画.com ニュース] 伝説のロックバンド「クイーン」を題材にした伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が、11月に日本公開されることが決定し、あわせて特報映像と日本版ビジュアルが披露された。映像はリードボーカルであるフレディ・マーキュリー自身の歌声にのせ、人気ドラマ「Mr. Robot」などで知られる主演ラミ・マレックがマーキュリー役を熱演する模様を収めている。
1991年にこの世を去ったマーキュリーが、いかに世間の固定観念や従来の音楽を打ち破り、“史上最高のエンタテイナー”と呼ばれるに至ったのか。そしていかにして愛や孤独、プレッシャーに引き裂かれていったのか。「X-MEN」シリーズのブライアン・シンガー監督がメガホンをとり、「クイーン」のブライアン・メイ&ロジャー・テイラーが音楽総指揮を務めた今作は、マーキュリーの歌声を使用した「ウィ・ウィル・ロック・ユー」など32の名曲とともに、同バンドの華やかな活躍の裏にある知られざるストーリーを描き出す。
日本版ポスターは、マーキュリーの魂が乗り移ったかのような演技を見せるマレックが、夕日に照らされたステージで熱唱するさまを切り取った。さらに映像では、かつてのマーキュリーたちが独自のセンスで新たな音楽を追求する姿のほか、親日家である彼らに日本のファンが熱狂する瞬間などを映し出している。
音楽を務めたメイは、「完成した映画を見て、ワクワクしている。これは伝記映画ではなく、硬い岩から掘り出されたような、純粋なアートだ。家族や人間関係、希望に夢、悲嘆や失望、そして最後には勝利と達成感が、誰にでも共感できるような物語として描かれている」と自信に満ちたコメントを寄せる。そして「決して楽な旅ではなかったが、価値のある旅というのは、すべてそういうものだ!」と振り返り、「(キャストの)若者たちがとてつもない演技を見せてくれ、実物よりもずっと立派だ!!」と激賞している。
(C)2018 Twentieth Century Fox
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