大杉漣さんの思い受け継ぎ…吉沢悠×馬場ふみかで「ライフ・オン・ザ・ロングボード」続編決定!
2018年5月22日 05:00
[映画.com ニュース] 故大杉漣さんが主演した映画「ライフ・オン・ザ・ロングボード」(2005)の続編「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」が製作され、吉沢悠が主演、馬場ふみかがヒロイン役を務めることがわかった。サーフィンの聖地とされる鹿児島・種子島で、5月28日から撮影が始まる。
定年後に突然サーフィンに目覚め、種子島に移り住んだ中年男性・米倉一雄の第2の人生を爽やかに描いた前作「ライフ・オン・ザ・ロングボード」。大杉さんはサーフィン未経験だったが、猛特訓に励み代役なしで演じきった。大杉さんと種子島の人々の交流は撮影後も続いたそうで、映画にも登場した実在のサーフショップ「ORIGIN」の20周年記念日には、大杉さんによるビデオメッセージが寄せられていたという。
2020年の東京オリンピックで、サーフィンが公式競技に採用されたことから続編製作の機運が高まり、満を持して種子島でのオールロケが決まった。前作から13年後、一流サーファーの梅原光太郎(吉沢)は、自身の性格が災いし住居を追われ、かつて自分を愛弟子のように可愛がってくれたサーファー・工藤銀二を頼って種子島にやってくる。ところが銀二はすでに死去しており、出迎えてくれたのは娘の工藤美夏(馬場)。邪険に追い払われた光太郎の目の前には、“最高の波”を予感する美しい海が広がっていた。
自身もサーフィンが趣味だという吉沢が、主人公・光太郎に扮する。「前作では、大杉漣さん演じるサラリーマンの米倉一雄が、定年後サーフィンと出合い、新たな豊かさを種子島で知っていく内容でした。大杉さんに自分を重ね合わせ、サーフィンをやり始めた中年層の方もかなりいらっしゃったとも聞きました。今作では、キャストやストーリーは一新していますが、しっかりと前作の世界観が引き継がれています」としたうえで、「サーフィンの魅力、種子島の素晴らしさを伝えたいですし、大杉さんの様に、多くの方々の心を動かすお芝居をするぞ! と、強く意気込んでいます。大杉漣さんの熱い思いも継承させていただき、撮影に挑みたいと思います」と語った。
さらにモデル・女優として活躍目覚ましい馬場は、ヒロイン・美夏役に。サーフィン未経験のため、吉沢とともに日々練習に励んでいるという。「私自身、海が大好きなので海が舞台になっている映画に出演できることがとても嬉しいです」と喜び、「サーフィンに今回初めて挑戦していて、練習で海に入る機会も多く、さらに海を好きになっています。たくさんの方に海の素晴らしさやサーフィン、種子島の美しさを感じてもらえるような映画になればいいな、と思います」とアピールしている。
ほかキャストには、香里奈、泉谷しげる、大方斐紗子、竹中直人ら個性豊かな面々が結集。メガホンは、前作と同じく喜多一郎監督がとっている。「ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave」は6月12日までロケが行われ、2019年春に公開予定。
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