「ツイン・ピークス」新シリーズBD&DVD予告編公開!“あのキャラ”の25年後を収録
2018年5月15日 12:00
[映画.com ニュース] デビッド・リンチの人気テレビシリーズ「ツイン・ピークス」の新シリーズとなる「ツイン・ピークス リミテッド・イベント・シリーズ」(テレビ放送時の邦題は「ツイン・ピークス The Return」)のブルーレイ&DVD-BOXの発売を記念し、予告編が製作された。
1990~91年に全米ABCネットワークで放送されたオリジナルシリーズは、カナダの国境に近い田舎町ツイン・ピークスで、美少女が何者かに殺される事件が発生したことから、住人たちのゆがんだ人間関係が明らかになっていくさまを描いた。全18章からなる本作では、カイル・マクラクラン、シェリリン・フェン、シェリル・リー、メッチェン・アミックをはじめとするオリジナルキャストのほか、ローラ・ダーン、ナオミ・ワッツ、アマンダ・セイフライド、モニカ・ベルッチ、ティム・ロス、裕木奈江といった総勢217人が参加する。
予告編映像は、シリーズファンおなじみの「赤い部屋」から始まる。その後、殺人事件の被害者ローラ・パーマー(リー)が、主人公クーパー捜査官(マクラクラン)に「25年後に会いましょう」と告げる、本作の伏線となるシーンが挿入。続いて、ローラの事件とは別に、異なる場所で起きた「2つの残虐な事件」、クーパー捜査官が25年間閉じ込められていた「赤い部屋」、クーパー捜査官の分裂した姿である“ドッペルゲンガー”といったキーワードが、リンチ監督ならではの芸術的な色彩感覚、奇抜で浮遊感のある演出によって映し出されていく。
シリーズおなじみの登場人物も多数登場し、保安官事務所のホーク(マイケル・ホース)やアンディ(ハリー・ゴアス)、そしてボビー・ブリッグス(ダナ・アシュブルック)、受付嬢のルーシー(キミー・ロバートソン)などの25年後の姿が映し出される。不穏な雰囲気や様々な憶測を呼ぶ謎めいた展開が続く、本作ならではの世界観が堪能できる映像となっている。
「ツイン・ピークス リミテッド・イベント・シリーズ」のブルーレイBOXとDVD-BOXは、7月4日発売。