「田辺・弁慶映画祭セレクション2018」前夜祭、ルー大柴が盛り上げる!
2018年5月10日 18:15

[映画.com ニュース] 「田辺・弁慶映画祭セレクション2018」が5月12日からテアトル新宿で開催されるが、「新進気鋭!“田辺系”監督&俳優大集合!!」と題した前夜祭が9日夜、下北沢の本屋B&Bで実施された。
毎年11月に和歌山県田辺市で開催されている田辺・弁慶映画祭は、多くの若手監督を輩出し、“インディーズの登竜門”と注目されている。今年のセレクションは、12日からの3週間、昨年の第11回で入賞した監督たちの作品を特集上映。弁慶グランプリを受賞した武井佑吏監督「赤色彗星倶楽部」、男優賞と“明日への期待賞”を受賞した笹井歳春監督「戻る場所はもうない」、女優賞を受賞した竹内里紗監督「みつこと宇宙こぶ」、観客賞を受賞した加藤悦生監督「三尺魂」、そして映画.com賞を受賞した森田博之監督「ラストラブレター」と新作短編なども併映、連日トークイベントも行われる。
前夜祭には、武井、笹井、森田、竹内の4監督に加え、キャスト陣総勢15人が大集合。田辺・弁慶映画祭に応募した理由や自作のキャスティングについて、また12日からのセレクションにかける熱い思いやアピールポイントをそれぞれ語った。今回の特集上映での動員結果が商業映画デビューにつながる可能性もあるだけに、監督たちは早くもお互いに火花を散らしていた。
だが、前夜祭をひと際盛り上げたのは、「戻る場所はもうない」で男優賞を受賞したルー大柴。男優賞受賞の知らせを聞いて「チキンスキン(鳥肌)が立った」などと、英単語を織り交ぜた独特のトークを繰り広げて主演作をアピール。他の若い監督と俳優たち、来場者を翻弄し笑わせて格の違いを見せつけた。
なお、入賞5監督らが出演した田辺・弁慶映画祭と開催地・紀州田辺の魅力を紹介する特別番組「おいしい! たのしい! 未来へつながる道 紀州田辺・弁慶映画祭スペシャル」が、5月12日夜8時からTBSラジオでオンエアされる。また、今年11月9日から11日まで開催予定の第12回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門の作品を7月13日まで募集している。
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