篠原涼子×西島秀俊×東野圭吾「人魚の眠る家」、特報映像初披露!
2018年5月4日 18:00

[映画.com ニュース] 篠原涼子と西島秀俊が映画初共演を果たし、東野圭吾氏によるヒューマンミステリー小説を映画化する「人魚の眠る家」の映像が、このほど初披露された。東野氏の「こんな小説を自分が書いていいのか?今も悩み続けています」という苦悩や、登場人物の「答えてください。娘を殺したのは、私でしょうか?」という問いかけが収められている。
東野氏の作家デビュー30周年を記念して執筆され、発売からわずか1カ月で27万部を超えるベストセラーとなった同名小説をもとに、日本映画界の鬼才・堤幸彦監督が映画化。2人の子どもを持つ播磨薫子(篠原)と、会社を経営する夫・和昌(西島)は、すでに別居状態であり、娘の小学校受験が終わったら離婚することになっていた。そんなある日、2人のもとに娘の瑞穂がプールで溺れ、意識不明になったという知らせが届く。医師からは脳死を宣告され、回復の見込みはない。脳死を受け入れ臓器提供を希望するか、心臓死をただ待つか、究極の二択を迫られた夫婦は話し合いの末にある決断を下し、そのことが過酷な運命の歯車を動かしていく。
映像は、物語の舞台となる“家”の俯瞰や、庭先で眠る少女をとらえた。さらに、懇願とも困惑ともとれる複雑な表情で見つめる母・薫子の姿で締めくくられており、“衝撃と感涙のヒューマンミステリー”に期待が高まる仕上がりだ。「人魚の眠る家」は、1~2月に都内近郊で撮影され、現在はポストプロダクションが進行中。公開は11月に予定している。
(C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会
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