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菅田将暉&土屋太鳳に“笑いの神”が降臨!「となりの怪物くん」PRで吉本新喜劇初出演

2018年5月4日 08:00

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吉本新喜劇に初登場!
吉本新喜劇に初登場!

[映画.com ニュース] 菅田将暉土屋太鳳が5月2日、主演映画「となりの怪物くん」(公開中)のプロモーションのため大阪を訪問。なんばグランド花月での吉本新喜劇にサプライズ出演するなど、日常に“笑い”が息づく大阪で今作をアピールした。

吉本新喜劇には初出演の2人。なんばグランド花月に到着後、公演前の新喜劇メンバーと顔合わせや本読みを行った。緊張気味に控え室に入った菅田&土屋だが、内場勝則座長らの丁々発止のやり取りや、山田花子の「どうも、上戸彩です」というボケを受け、笑顔をこぼすなどリラックスした様子。劇の流れを確認する本読みでは、大阪出身の菅田が表情を輝かせながらセリフを発したほか、土屋が内場座長らに差し入れを手渡すひと幕もあった。

本番間際の菅田に話を聞くと、憧れの新喜劇というだけに「今までにない緊張感がありますね」と真剣な眼差し。顔合わせを「みなさんが段取りをされている感じを見て、ドキドキしましたし、かっこよかったですね。宝物を見つけた少年のように、テンションが上がっていました」と声を弾ませ、本番に向け「ワクワクしています。頑張る、ともまた違う。夏のプールで、ウォータースライダーの順番待ちをしている感覚です」と武者震いを見せた。土屋は「母が四国出身で、新喜劇はいつも見ていたそうです。私がデビューしてから11年ですが、今まで報告してきたお仕事のどれよりも、母が喜んでいました」と笑い、「(本番前の心境は)自転車に乗れない子どもが、頑張ってこいでる感じ」と独特の表現で語ると、菅田は「めっちゃ必死やん(笑)! 新喜劇の舞台に土屋太鳳がいる、というだけで面白い。いい意味で浮くから」とフォローを入れていた。

とんでもない表情も
とんでもない表情も

そして、いざ本番。キャンプ場が舞台の演目で、テンポのいいボケとツッコミの応酬に観客は盛り上がりっぱなしだ。開始から10分ほど経過したタイミングで菅田と土屋がサプライズで登場したが、何も知らされていなかった観客約900人は、予想外の出来事に理解が追いつかない様子。場内は一瞬静まり返った後、「え?」「ええ!?」「本物!?」とどよめきが波のように広がり、最終的には爆発的な歓声が上がった。

喝さいは30秒ほど収まらず、2人が名乗ると声援が飛び交う。菅田はド頭のセリフ「しょぼくれたキャンプ場」を噛んでしまったものの、その後は山田花子に「近くで見たらバカボンそっくり」と言い放つなど役を全うし、観客を大いに沸かせた。さらに2人は、烏川耕一に対する定番ネタ「口笛~ひょっとこ言葉遊び」も披露。土屋の熱演もあってか、この日一番の笑いが起きていた。

最後は、お約束の“ズッコケ”も盛大に決めた2人。出演後は晴れやかな表情で取材に応じ、菅田は「初めての経験でした。普段の舞台とは、ちょっと違うよね。緊張した~」「転び方も、どこまで転ぶかが不安で。パッと見たら、みなさん地面まで転んでいたので、僕も地面までいきました」と興奮の面持ちで、土屋も「お客さんのパワーがものすごい。異種格闘技のようでした」と明かす。一方で菅田は「(セリフを)思いっきり噛んだな~。緊張ですね、完全に」と頭をかいたが、土屋は「逆に、面白かったですよ。“笑いの神”が降りてきた、みたいな」とほほ笑んでいた。

さらにTOHOシネマズ梅田での舞台挨拶にも登場し、観客約700人の歓声を浴びた2人。菅田は「めっちゃ元気いいですね。マイクを使っても、声が足らんくらい」と目を丸くし、土屋は「大阪出身の菅田くんと一緒に届けることができて、めっちゃ幸せや!」と関西弁で喜びを露わにした。この日が同作最後のイベントとなったが、土屋は「いつもはたくさんの取材がたくさん入っていて、自分の感情を整理するのに手一杯という状況が続いていました。でも今日は新喜劇の舞台に立つこともできましたし、自分の感情をとても理解しながら舞台挨拶もできました」と目を細め、「いつも、菅田くんにフォローしてもらっています。いつもありがとう」と感謝の言葉を送っていた。

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