Netflix「13の理由」キャストが初来日!東京観光を満喫
2018年4月23日 15:00
[映画.com ニュース]Netflixの人気オリジナルドラマ「13の理由」の来日イベントが4月23日、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、初来日を果たした主人公役のディラン・ミネット、友人役のアリーシャ・ボー、制作総指揮・脚本のブライアン・ヨーキー氏が出席した。
ジェイ・アッシャー氏によるヤングアダルト小説をドラマ化。自殺した女子高生ハンナ・ベーカーは、生前に肉声を録音したカセットテープを遺していた。同級生の少年クレイ・ジェンセンはテープを受け取り、恋心を抱いていた少女が自死へと至った“13の理由”をたどっていく。高校生活のリアルな描写とミステリアスな展開が話題を呼び、シーズン2の制作も決定している。
主人公クレイを演じたミネットとハンナの友人ジェシカ・デイビス役のボーは、昨日に東京を観光したそうで、ミネットは「2人で原宿、渋谷にも行き、(新宿)ゴールデン街にも行けました。本当に楽しかった。小さなバーに入ると、接客の方が美しい歌を歌ってくれて、仲良くなった。2時間くらい滞在し、非常に特別な時間でした」と興奮の様子で熱弁した。
さらにボーは、「日本に来ることが夢でした」としたうえで、「フードマーケットでは見るものすべてがおいしそうで、全部食べたかった。クレープはまだ試せていないんですが、夢のような味がするんでしょうね!」とジェスチャーを交えて語り、「歩行者天国にも行きましたが、いろいろな建物につい目が奪われてしまいました。1カ月くらい滞在していろんな日本食を楽しみたい、そんな気持ちです」とニッコリ。ヨーキー氏は「世界一クールなのは日本のコンテンツで、日本の若者が一番クール。そして私たちのクールなキャストを連れてこられて嬉しい」と話し、「ニューヨークでもよく見る無印良品。日本の店舗はどうなっているのか見に行きたい。家族に頼まれたダークチョコレートとミント味のキットカットを買います」と息巻いていた。
物語にちなんだ「高校時代の自分に言いたいことは?」という質問には、ミネットは「高校生のときって、みんな感情的に行動してしまう。言葉や行動は、思わぬ形で受け止められてしまうこともあります。周囲のことを考え抜いてから行動するべきだ、と言いたいですね」と明かす。ボーは「高校のときは孤独を感じるタイプでした。でも、それで良いんだよ、と言いたい。世界が終わるわけではないし、自分との時間を過ごすことでいろんなことを知れて、本や映画が親友になることもある」といい、ヨーキー氏は「自分の高校時代は、部屋でロックを聞きながら芝居を書いていた。その間、みんなはパーティー三昧。3つのことが言えます。1.長期的に見ると、高校時代に自分が人気者でなくても構わない。2.パーティーで楽しめる人はあまりいない。3.部屋で芝居を書いていることが、将来的には東京に来て、作品を気に入ってくださる多くの方に出会うことにつながる」と言葉を送った。