「ハン・ソロ」映画の新ポスター完成!愛すべき悪党は自由を夢見る女ったらし
2018年4月18日 05:00
[映画.com ニュース] 「スター・ウォーズ」シリーズの新作「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」で、若き日のハン・ソロをはじめ主要キャラクターが勢ぞろいした新・日本版ポスタービジュアルが完成。絶大な人気を誇るアウトローの若かりし頃を演じた新鋭オールデン・エアエンライクや、メガホンをとったロン・ハワード監督らが登場人物たちのヒントを明かした。
このほど公開されたポスタービジュアルは、西部劇の指名手配ポスター風のデザインで、愛すべき悪党のハン・ソロ(エアエンライク)と、生涯の相棒となるチューバッカ(ヨーナス・スオタモ)、のちに“実業家”を自称するランド・カルリジアン(ドナルド・グローバー)のほか、新キャラクターの謎の美女キーラ(エミリア・クラーク)と、ベケット(ウディ・ハレルソン)、ドロイドの「L3-37(エル・スリー・スイー・セブン)」がずらり。どのキャラクターもタフで一筋縄ではいかないような雰囲気を漂わせている。
ハン・ソロ役に抜てきされたエアエンライクは、「自分でやりたいことをやる資金と、自由を夢見ている」と野心を抱えた役どころだと解説し、ハワード監督は「ハン・ソロは女ったらしだ」と断言。「チューバッカとハン・ソロが友情を築き上げていく部分はストーリーの大きな部分になる」そうで、チューバッカ役のスオタモは「気安く何でも言える2人の関係の始まりを見ることになるよ。あと、見たことがないチューイを見られるかも……」とほのめかした。
「出会う人たちは最低の人たち(笑)」と冗談交じりに登場人物を紹介したのは、プロデューサーを務めるルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ。そんな“問題児”の1人ランドを演じたグローバーは「この悪党詐欺師は快適な人生を送っていて、彼の人生は順調そのもの」と語り、L3-37について「ランドのパートーナーで、2人はケンカすることもある」と新ドロイドとの関係を明かす。クラーク演じるキーラは、ハン・ソロとともに銀河の貧困地帯で育った幼なじみであり、ハワード監督によれば「このふたりの関係はとても重要」とのこと。そして、オスカー候補になったハレルソンが演じるベケットは「パワフルで自由気ままな犯罪者」(ハワード監督)であり、「ハン・ソロの師匠のような存在」(エアエンライク)になるようだ。
映画は、シリーズ1作目「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」で、銀河一の高速船ミレニアム・ファルコン号を操る伝説の運び屋ハン・ソロが、ルークやレイアたちと出会う前を描くアナザー・ストーリー。エピソード5「帝国の逆襲」(80)、エピソード6「ジェダイの帰還」(83)、エピソード7「フォースの覚醒」(15)で脚本に携わった、“ハン・ソロを誰よりも知る男”ローレンス・カスダンが脚本を執筆。ハン・ソロと生涯の相棒となるウーキー族のチューバッカとの出会いや、悪友ランド・カルリジアンとのエピソードなど、これまで映画で描かれることのなかった知られざる過去が語られる。
「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」は6月29日公開。
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