スティーブン・スピルバーグ監督が自身の名を冠したハンバーガーの発売を拒否

2018年4月2日 14:30


スピルバーガーはOKにならず
スピルバーガーはOKにならず

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督が、自身の名を冠したハンバーガーの発売をやんわりと拒否した。

米ハンバーガーチェーン大手のカールス・ジュニアは、アメリカでスピルバーグ監督の最新作「レディ・プレイヤー1」のタイアップパートナーとなっている。同社は映画の公開に合わせて、Charbroid Slidersという名称で販売しているミニハンバーガーを「スピルバーガー(Spielburgers)」に改名すると公式Twitterで発表。しかし、この時点でスピルバーグ監督の承認を得ていなかったため、事後承諾をとるべくラブコールを展開。「レディ・プレイヤー1」のプレミアでスピルバーグ監督に接触を図ったり、スピルバーグ監督の制作会社アンブリン・エンタテインメントに「スピルバーガー」のデリバリーを送る様子をアップしてきた。

しかし3月27日(現地時間)、アンブリン・エンタテインメントの公式Twitterに、スピルバーグ監督は「とても美味しいけれど、今回はパスさせてもらうよ。即時中止してくれ」と自撮り動画を投稿。また、同作を配給する米ワーナー・ブラザースも、「カールス・ジュニアさん。『レディ・プレイヤー1』への愛情は嬉しいですけど、これは承認されていませんので」と追随している。

カールス・ジュニアは、公式Twitterで「オー・マイ・ゴッド! スピルバーグ監督がぼくらのスライダーを気にいってくれているなんて!(スピルバーガーは気に入ってくれなかったけれど、それでも構わない)」と、前向きなコメントをしている。

レディ・プレイヤー1」は4月20日から全国で公開。

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