山崎賢人、卒業式にサプライズ登場!生徒300人の校歌斉唱に「泣きそうになった」
2018年3月27日 08:00
2016年・第13回本屋大賞を受賞した宮下奈都氏の小説を、「orange オレンジ」の橋本光二郎監督が実写映画化。ピアノの調律師・板鳥宗一郎(三浦友和)との出会いを機に、調律師の仕事に魅せられた青年・外村直樹(山崎)が悩み、迷い、挫折を経験しながら成長していく姿を描く。
山崎が体育館に姿を現すと、約300人の生徒(卒業生約100人、在校生約200人)から爆発的な歓声が沸き起こり、喜びのあまり泣き出す生徒も。熱烈な歓迎を受けた山崎は、「卒業おめでとうございます。卒業式にお邪魔するなんてなかなかない機会なので、緊張しています」と照れくさそうにニッコリ。場内を見回し、「ここでは外村という青年がピアノと調律に出合い、調律師を目指すきっかけになる大事なシーンを撮らせていただいたので、すごく懐かしいです」と感慨深げに振り返った。
イベント中盤には、卒業生にさらなるサプライズが用意されていることが明かされた。山崎は、前日14日にも同校を訪れ、体育館のピアノを自ら調律していたのだ。旭川到着直後に同校に向かった山崎は、生徒がいなくなった夜の体育館で、撮影時に指導を受けたという調律師・水野氏と再会。水野氏の立ち合いのもと、「だんだん(調律方法を)思い出してきた!」などとこぼしながら、この日のためにピアノと向き合った。
映画の撮影を行ったのは1年以上前。山崎は、生徒たちに「1年経つと、忘れていた部分もありまして。今回は、調律師の水野さんと一緒に調律を行い、僕は1音だけ調律しました。レの音ぐらい。上めのレを、黒鍵の部分を(笑)」と明かす。それでも、“最高のサプライズ”を受けた生徒たちの興奮は収まらない。ピアノの伴奏に合わせて、300人が校歌を合唱すると、ステージ中央で聞き入っていた山崎は「泣きそうになっちゃいました。みんなで合唱するっていいね」と感無量の面持ち。「ちょっとしかお手伝いしていませんが、調律したピアノで皆さんが歌ってくれた」と喜びを噛み締め、卒業生に向けて「中学で得た経験は、二度とない時間です。それを大切にして、これから新しい生活に向かっていってほしい」と力強く呼びかけた。
イベント終了後、取材に応じた山崎は「すごかったですね。感動しました」「校歌っていいなあ」としみじみ。「卒業式にお邪魔して、『なんで!?』となったらどうしようと思っていた」と不安を抱いていたこと明かし、「手を振っていただき、歓声をいただいて、嬉しかったです」と感謝を述べた。そして、「これから高校にあがっていく、人生の岐路だと思うので、自分なりのエールを送れたのかなと思います」と胸を張った。「羊と鋼の森」は、6月8日から全国東宝系で公開。
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