足立梨花がセクシーな悪女に!奥田英朗「噂の女」でゴールデン帯連ドラ初主演
2018年2月27日 06:00

[映画.com ニュース] 直木賞作家・奥田英朗氏の小説「噂の女」がBSジャパンで連続ドラマ化されることになり、足立梨花が主演することがわかった。足立はゴールデン帯連ドラに初主演し、セクシーで賢く、度胸がすわっている悪女・糸井美幸に扮する。
「最悪」「空中ブランコ」などで知られる奥田氏の“愛と欲望のノンストップエンタテインメント”が、初めてドラマ化。黒い噂の絶えない美幸が愛するのは、常に金持ちの男ばかり。高校時代は地味で目立たない存在だったが、ある日を境に魅力的な女に変ぼうをとげ、小さな町の中で男たちを手玉に取りのし上がっていく。次第に美幸の周囲で、男たちが次々に変死していることが明らかになっていく。
主演にあたり、足立は「原作を読ませていただいて、私の演じる役が『美人じゃないけどなんか気になる』ような人物だと知って、ちょっとホッとしました(笑)」と語り、「読んでいくうちに私自身どんどん作品に引き込まれていって、糸井美幸ってどういう人物だろうと想像しながら読ませていただきました」と振り返る。そのうえで「ゴールデンタイムの連続ドラマで主役は初めてなのですごく緊張していますが、原作ファンの皆さんの糸井美幸像に負けないぐらいの美幸ちゃんを作っていけたらいいなと思います」と意気込み、「皆さんから『あの子って一体どういう子なんだろう? もっと知りたい』と思ってもらえるように演じていけたらいいな、と思います」とコメントを寄せた。

プロデューサーの橋本かおり氏は「キャスティングが重要でした」と話し、「狭い町の中で、前半戦は彼女に関するいろんな噂が飛びまくり、本心がわからない謎の女、後半戦はいよいよ男たちが翻ろうされ、女がむくむくと生きていくさまを演じてもらいます」と説明。そして「男を手玉にとる、強い女に一見みえない清純イメージの足立梨花さんにあえて演じていただくことで、摩訶不思議な魅力の作品になると確信します」と、大きな自信をのぞかせている。
「噂の女」は、「荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE」「虹色デイズ」などの飯塚健らが監督を務め、4月からBSジャパンで毎週土曜午後9時に放送。
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