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イーストウッド監督×テロ「15時17分、パリ行き」、本編クライマックス映像公開!

2018年2月23日 12:00

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実際に事件に遭遇した人々を起用
実際に事件に遭遇した人々を起用
(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT INC.

[映画.com ニュース]「アメリカン・スナイパー」のクリント・イーストウッド監督の最新作「15時17分、パリ行き」の本編映像が、公開された。

2015年に起こったタリス銃乱射事件を題材に、実際の事件に巻き込まれた人物を“本人役”としてキャスティングした作品。554人の乗客が乗るアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリス車内で、武装したイスラム過激派の男が自動小銃を発砲。たまたま乗り合わせていた幼なじみの若者3人が、テロリストに立ち向かっていく。第90回アカデミー賞脚色賞にノミネートされた「LOGAN ローガン」でアシスタントを務めた新人脚本家ドロシー・ブリスカルが、脚本を担当した。

公開されたのは、作品の1番の見せ場ともいえるテロリストの登場シーン。ヨーロッパ旅行を楽しんでいたアンソニー・サドラースペンサー・ストーンアレク・スカラトスの3人が、突然命の危機にさらされる緊迫の瞬間が切り取られている。上半身裸で目を血走らせた男が車両内に侵入し、乗客たちは戦慄。男が床に落ちていた自動小銃を拾い上げると、スペンサーは銃を向けられているにも関わらず猛然と突進する。「ハドソン川の奇跡」でも実話をスリリングに描いたイーストウッド監督らしい、臨場感あふれるシーンとなる。

映画では3人の幼少期から、テロリストと遭遇するまでの人生が描かれており、くだんのシーンは映画のクライマックスとなる。3人それぞれの歩みが集束する事件であり、運命が大きく転換するシーンだ。イーストウッド監督は、「世界の状況はとてもタフだ。私たちは異常な時代にいるように感じる。でも前に進まなければならない」と本作に込めたメッセージについて語っている。

15時17分、パリ行き」は、3月1日から全国公開。

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