注目イケメン・阪本一樹、“ふんどし姿披露”を宣言「貧弱なので筋肉つけたい」
2018年2月12日 17:42

[映画.com ニュース]若手映画監督の登竜門・PFF(ぴあフィルムフェスティバル)第24回スカラシップ作品「サイモン&タダタカシ」の先行上映イベントが2月12日、東京・豊島区のシネ・リーブル池袋で行われ、ダブル主演の阪本一樹と須賀健太、メガホンをとった小田学監督が舞台挨拶に出席した。
かなわない恋心を抱えながら“運命の女”を探す旅に出る、工業高校の男子高校生・サイモン(阪本)とタカシ(須賀)の青春ロードムービー。第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞を受賞し、今作が映画初出演にして初主演作となった阪本は、舞台挨拶自体も初とあって「阪本一樹、19歳です」とド緊張の面持ちで挨拶。一方、今年でデビュー20周年を迎える須賀は、「唯一先輩風を吹かせられるので、今日はリラックスしてやりたいです」と余裕を見せた。
さらに阪本は、「演技自体が初めて。台本を頂いて、最初に思ったことは『セリフが多い』。覚えることへの不安が強くて、2、3日眠れない日が続きました」と苦労を吐露。それでも「早口言葉や落語をマネしたり、口を動かす訓練をしていました」と努力を明かすと、須賀は「えらい!」と感嘆の声を漏らした。
長編デビューを飾った小田監督は、「PFFのスカラシップ作品のため『やりたいことをやって良い』というのがあったので、ジオラマやアニメーションを交え、自分の思いなども全て盛り込み完成しました」と思いを説明。続けて阪本に目を向け「阪本くんが涙を流すシーンがありますが、うまくいかなくて、何回かやり直しをしています」としたうえで、「最終的には目薬でも、と思っていたら、阪本くんは最終的に『タカシのことを思ったら泣けた』と言っていた。そのときに鳥肌が立った。2人で公園で稽古していたりして、阪本くんに思いが伝わったのかなと思った」としみじみと語っていた。
また今作に並々ならぬ思い入れを抱いている阪本が、公開初日舞台挨拶への決意を発表することに。右手を挙げ「3月24日の公開初日には、お客様に感謝の意を込めて、ふんどし姿で登壇することを、ここに表明いたします」と高らかに宣言し、「思い入れも深い作品なので、やれることはやりたいです」「貧弱なので、筋肉をつけて頑張りたい」とはにかむ姿に、観客は温かい拍手を送っていた。
「サイモン&タダタカシ」が、3月24日から公開。
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