岩井俊二監督が一目置く「千里眼(CICADA)」ついに日本で公開
2018年2月8日 05:10

[映画.com ニュース] アメリカで映画を学ぶ大学生スタッフが日本に来日し、日本人キャストとオール日本ロケで制作した映画「千里眼(CICADA)」が、2月17日より池袋HUMAXシネマズにて公開される。
アメリカのバイオラ大学のシネマ&メディア・アーツ学部は、カリキュラムの一環で、2009年、11年と同学部の学生たちが来日し、2本の短編映画を制作。09年制作の短編「自転車」は第66回ベネチア国際映画祭をはじめ世界中の映画祭で評価された。14年に制作された「千里眼(CICADA)」はこのプロジェクトが挑んだ初の長編で、ロサンゼルスアジア太平洋映画祭、グアム国際映画祭でグランプリを受賞したほか、国内外14の映画祭で入選・受賞を果たし、満を持して日本公開されることとなった。
物語は、いじめられっ子の誕生日にまつわる、すれ違いの群像悲喜劇を描くヒューマンドラマ。脚本・プロデュースは渋谷悠、監督はディーン・ヤマダと「自転車」の2人が再びタッグを組み、大川祥吾がプロデュースに加わった。音楽はダナ・ニウ。出演は佐生有語、安井順平、和田ひろこ、瀧本瞳、八木菜々花、富岡晃一郎、木村栄、油井昌由樹。
佐生が出演した「リップヴァンウィンクルの花嫁」の岩井俊二監督が、「傑作短編映画『自転車』の世界観にやられ、『千里眼』のロサンゼルスプレミアに矢も盾もたまらず駆けつけたのは何年前だったろう。いずれの映画にも主演してる佐生有語が素晴らしくて自身の映画にも出演して頂きました。ようやく日本でも公開されるんですね。おめでとう!」と公開応援メッセージを寄せている。
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