「しあわせの絵の具」本編映像公開 サリー・ホーキンス&イーサン・ホークが豊かな妙演披露
2018年2月8日 12:00
[映画.com ニュース] 「シェイプ・オブ・ウォーター」や「パディントン」シリーズのサリー・ホーキンスと「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホークの共演で、カナダの女流画家モード・ルイスの人生をつづった「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」の本編映像が、公開された。
カナダの自然や動物たちを愛らしく描き、ニクソン元米大統領が絵の制作を依頼したことでも知られるルイス。今なお多くのファンに愛され、オークションでは作品が500万円以上の高値で落札されている。映画は、絵と自由を愛した画家モード(ホーキンス)の人生を、最愛の夫エベレット(ホーク)との絆を軸に描いた。
このほど公開されたのは、モードとエベレットが初めて出会うシーン。日用品店を訪れていたモードは、家政婦の求人広告を出しに店を訪れたエベレットを見かける。ちょうどモードも家を出るために職を探しており、渡りに船で応募しようと決心する。内向的で人とうまく話せず、エベレットを物陰から観察し、いなくなった瞬間に募集の用紙を取るなど、引っ込み思案なモードを演技派ホーキンスがほほ笑ましく演じており、名優ホークが、これまで演じてきた役柄とは異なる不器用で武骨、かんしゃく持ちのエベレットを豊かな演技力で表現している。
映像は、去っていくエベレットを店の中からモードが眺める姿で幕を閉じ、これから始まる2人の生活、さらにはどのようにモードとエベレットが夫婦になっていくのか、期待を抱かせる内容となっている。
「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」は、3月3日から全国公開。