「ビッグ・シック」のオスカーノミネート脚本家、「The Nest」映画化作品を執筆
2018年2月1日 15:00
[映画.com ニュース] 「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」(マイケル・ショウォルター監督)でアカデミー賞脚本賞にノミネートされたエミリー・V・ゴードンが、ベストセラー小説「The Nest(原題)」の映画化作品を執筆することがわかった。
作家シンシア・ダプリ・スウィーニー著の「The Nest」は、長年に渡り険悪な仲が続く、ニューヨークのプラム家の4人兄弟を描く物語。長男レオが飲酒運転で交通事故を起こし、受取り目前だった家族の信託財産のほとんどを失う危機に直面したことから、妹のメロディ、ベアトリス、弟のジャックが集まり、兄弟4人が今後について話し合う、というストーリーだ。
米ハリウッド・レポーターによれば、映画はアマゾン・スタジオが製作、ゴードンが脚色を手がける。ゴードンは、アマゾン配給の映画「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」を夫クメイル・ナンジアニと共同執筆し、2人はオスカーノミネートを果たした。本作は、パキスタン出身の男性コメディアンとアメリカ人女性のカップルが、結婚に向けて文化の違いによる障壁を乗り越えていく、夫婦の実話をもとに描いたコメディドラマで、ナンジアニ本人とゾーイ・カザンが主人公のカップルを演じている。2月23日から日本公開。