小泉孝太郎&小池徹平、“1人4役”に挑んだ水川あさみの集中力を絶賛
2018年1月26日 17:00

[映画.com ニュース] 奥田英朗氏の人気小説を映像化したNHKプレミアムドラマ「我が家の問題」の試写会が1月26日、東京・渋谷の同局で行われ、主演の水川あさみをはじめ、小泉孝太郎、小池徹平、演出を担当した萩生田宏治監督が会見に臨んだ。
本作は、夫の異変や新婚生活に悩む“4人の若妻”を各話の主人公とする1話完結形式のオムニバスドラマ。水川が若妻たちを“1人4役”で演じるほか、各エピソードの夫役に、小泉(第1回「夫とUFOに悩む妻」)、大谷亮平(第2回「仕事ができない夫に悩む妻」)、勝地涼(第3回「初めての里帰りに悩む妻」)、小池(最終回「甘い生活?に悩む妻」)が起用されている。萩生田監督は「撮影期間は1カ月弱。その期間のなかで、水川さんはそれぞれ悩みを抱える妻の“心のひだ”を表現してくれました。桁外れの精神力を持つ彼女に支えられた現場でした」と振り返っていた。
短期間で4役を演じ分けた水川は「とても難しかったですし、お芝居には瞬発力が必要なんだなと初めて感じました。こんな経験はなかなかできない」と述懐。さらに本作を通じて「夫婦に対して未知な部分はありますが、一番近くにいて寄りそっている人でさえも、(このドラマのように)価値観が違ったりする。それは大変なようで、とても面白くて、素敵なことなんだなって思いました」と気づきがあったことを明かしていた。
「公園でUFOを見た」と言い出す夫・達生に扮した小泉。初共演となった水川を「本当に助けられました。包容力があって、素晴らしい感性をお持ちで、集中力がずば抜けている」と絶賛すると、「僕が出演する話は特殊な内容ではありますが、水川さんのおかげで素敵な夫婦の形をつくることができました。“夫婦力”という言葉があるとすれば、それは何千万通りの形があるはず。“夫婦力”こそ『我が家の問題』のなんとも言えない余韻に浸れる大きな魅力のひとつだと思っています」と語った。一方、水川は「小泉さんのパブリックイメージは真面目でとても爽やか。実際の姿もそのまんまなんです。だからこそ、風変わりな達生を演じた時のギャップと説得力がすごい(笑)」と撮影現場では笑いが止まらくなってしまったようだ。
妻との生活を窮屈に感じてしまう夫・淳一役の小池は「4話それぞれが全く違うテイストで楽しめる」とアピールすると、小泉と同じく「水川さんは素晴らしい集中力で現場を盛り上げてくれた」とニッコリ。「淳一はストレスをためて、自宅ではおならを我慢してしまうという役どころ。どういうおならが面白いかということを水川さんと話し合ったりもしていました」と告白し、さらに台本約7ページにも及ぶ夫婦喧嘩のシーンについては「2人きりでがっつりやる会話劇もなかなか経験したことがなかったので、非常に楽しく撮影を終えることができました」と話していた。
イライラを募らせるキャラクターが多数登場するため「ストレスの解消法は?」という質問が飛び出すと「食べること。それと現場で撮影機材を見るのが好きなんです。カメラを見ているだけでもストレス発散ができます。今一番ほしいものは箱馬ですね(笑)」と茶目っ気たっぷりに切り返した水川。小泉と小池は「バラエティや情報番組への出演で気分転換できます。特に時間通りにきっちり終わる生放送のお仕事がいいですね」(小泉)、「あまりストレスはたまらない方なんですが、仕事終わりの晩酌ができれば、それで十分です!」(小池)と答えていた。
「我が家の問題」は、NHK BSプレミアムで2月4日から毎週日曜午後10時放送。全4回。
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