第9回「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」開催 連日豪華ゲストがトーク
2018年1月24日 15:30

[映画.com ニュース]東京・杉並区民ホールの座・高円寺2で、テレビ、映画の枠を越えて、ドキュメンタリーの魅力と可能性を再発見するドキュメンタリー映像祭、第9回「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」が、2月8日から開催される。
特集上映のテーマは「表現者たち」。アート、写真、音楽、演劇など様々なジャンルの表現者を捉えた作品を取り上げる。全ての上映枠にゲストトークを設け、女優の岸惠子やダンサーの首藤康之ら豪華ゲスト陣が各作品について語る。
プログラムディレクターを務めたカメラマンの山崎裕氏は「ドキュメンタリーは、社会的な問題に目を向けたものが多く、テーマ性で評価される傾向がありますが、一方で、作り手にとって作品のモチベーションが魅力的な対象との出会いとなっている場合も多く、ドキュメンタリーの作り手は、対象そのものが発する力に引きつけられるのかもしれません。今回の特集は、社会に向けて何かを発している“表現者たち”を記録した作品を選んでいます。ドキュメンタリストたちが“表現者”にどう対峙し、ドキュメンタリー表現をどう獲得してきたのか、見つめてみたいと思います」とコメントを寄せている。
また、ドキュメンタリーに造詣の深いゲストに自由に作品を選んで上映するゲストセレクター部門では、是枝裕和監督、松江哲明監督、井浦新らのほか、作家・平野啓一郎氏が初参加。そのほか、カメラマン特集として、一之瀬正史氏の作品上映、多くの社会派ドキュメンタリーを残した故・吉永春子さんの追悼特集も行われる。
第9回「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」は2月8日から12日まで開催。上映プログラム、ゲストイベント、チケット販売など詳細は公式HP(http://www.documentaryjapan.com/)で告知する。
上映作品は以下の通り。
「見世物小屋 旅の芸人・人間ポンプー座」
「柄本家のゴトー」
「≒草間彌生 私大好き」
「<ETV 特集>写真で読む東京」
「丹波十三の『タンポポ』撮影日記」
「プラハの春 人間たちのシンフォニー」
「すべての些細な事柄」
「詩人、出張スル」
「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」
「ある傷痕 魔の731部隊」
「街に出よう 福祉への反逆・青い芝の会」
「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」
「<NONFIX>放送禁止歌 歌っているのは誰?規制しているのは誰?」
「マーク・ジェイコブス&ルイ・ヴィトン モード界の革命児」
「ハリウッドを駆けた怪優 異端の人・上山草人」
「永六輔とテレビジョン<遠くへ行きたい>第1回岩手山 歌と乳と」
「永六輔とテレビジョン<遠くへ行きたい>第23回秋田おばこと男鹿ぶりこ」
「<日曜美術館・特別編>異形探訪 井浦新“にっぽん”の美の旅3」
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