女優5人そろえば迫力は「和製セックス・アンド・ザ・シティ」!監督の失言に“総口撃”
2018年1月20日 15:50

[映画.com ニュース] 「東京ウィンドオーケストラ」「エキストランド」の坂下雄一郎監督によるオリジナル作品「ピンカートンに会いにいく」が1月20日、東京・新宿武蔵野館で封切られた。坂下監督をはじめ、本作で映画初主演を飾った内田慈、共演の松本若菜、山田真歩、水野小論、岩野未知が同所での舞台挨拶に立った。
映画は、アラフォー女性たちが再起をかけた大勝負に挑む姿を描く。20年前、ブレイク目前で突如解散してしまった5人組アイドルグループ「ピンカートン」の元リーダーで、売れない女優を続けている優子(内田)は、グループ再結成のために元メンバーに会いに行くが、そこには厳しい現実が待っていた。
本作で、元アイドルのアラフォー女性に扮したキャスト5人。そろって華やかな衣装で登場し、内田は「私たち、わくわくしながらここに向かってきました。おしゃれして歩いている自分たちを『セックス・アンド・ザ・シティみたいなじゃない?』とか言い出して(笑)。わくわくしすぎて、おしゃべりしていたら『静かにしてください』と怒られちゃった」と“和製セックス・アンド・ザ・シティ”をアピールし、場内を盛り上げた。
さらに松本も「今言っていた通り、この5人が集まると、わいわいわいわい。女子学生に戻ったんじゃないかと思え、とてもセンチメンタルな気持ち。5人でいると『こんなにも楽しいのか』と思えてくる。素晴らしいキャストの方々と初日が迎えられたこと、本当に嬉しく思います」と同調し、山田も「高校も違うのに、同窓会をやっているような感覚だった」とほほ笑んだ。
一方、ステージ上で男1人の坂下監督は、女優陣のパワーに押され気味。口数が少なく司会から気遣われたが、女優陣はそろって「いつもこうですよ」と意に介さず。水野が「私たちがライブで踊るシーンを撮影している時に、監督がモニターを見ながら大笑いしていたと聞いた」と暴露。「なんで笑ったんですか!」「真剣にやってたのに~」と詰め寄られた坂下監督は、「そりゃあ、笑うんじゃないですか(笑)」と失言。5人からブーイングを食らっていた。
また主演の内田は、「元アイドルという役がすごく多くて。5、6回目なんです。自分では役とかぶる部分があるような、ないような……。でも『なぜそういう役をふられるのか。どうお考えですか』という質問をふられた時に、『旬を過ぎた感じがするのかな』と言うと、割と鉄板で受けます」とぶっちゃけて、笑いを誘った。
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