白石隼也、“おしゃべり”佐野史郎を絶妙フォロー
2018年1月13日 14:00

[映画.com ニュース] 井上尚登氏の小説を実写映画化した「ホペイロの憂鬱」が1月13日、東京・角川シネマ新宿で封切られ、主演の白石隼也をはじめ、共演の佐野史郎、郭智博、メガホンをとった加治屋彰人監督が舞台挨拶を行った。
問題だらけの弱小プロサッカーチームの奮闘を、チームの裏方であるホペイロ(用具係)の視点から描く。ホペイロとして選手のスパイク管理を担当する青年・坂上栄作役の白石は、サッカー経験者のため「ホペイロの存在は知っていたのですが、どんな仕事かは知らなくて。ホペイロをやられていた方に取材をさせていただき、初めてホペイロとは何かを知りました」と告白。そのうえで、「自分がサッカーをする時もプレイヤーでしたし、役者もどちらかというとプレイヤー。そういう意味で、裏方の役というのは新鮮でした。皆さんが普段どういう思いで僕らを支えてくれているのかを感じました。役者として良い経験をさせていただきました」と噛み締めた。
一方の佐野は、サッカーチームの監督を演じたが「スポーツとは無縁で。見るのは大好きだけど」と恐縮しきり。「正直言うと、サッカーが好きな俳優さんはたくさんいらっしゃるわけじゃないですか。勝村政信さんとか、大杉漣さんとか」とこぼし、「年末に勝村さんに会って『こういう役をやってね』という話をした。ホペイロについての話を聞かせてもらったりしました」と述懐した。

また加治屋監督は「キャストとの話し合いのもと、シーンを作っていった」と振り返り、「佐野さんと、1時間くらいずっと話をしていました。『現場が止まった』という感じだった(笑)」と明かす。佐野は「俺のせい!?」と抗議していたが、加治屋監督は「僕も佐野さんも話をしていると声が大きくなるタイプ。控え室でしゃべっていたんですけど、廊下に声がもれていた。外でカメラをかまえていた皆さんが、『もめてんじゃないのか!?』とざわざわするくらい現場が止まっていました」と暴露を続ける。「すみません……」と平謝りの佐野に対し、白石は「監督は撮るのがめちゃめちゃ早くて、時間があまっているくらいだった。だから佐野さんは、その分を加味したうえで、ですよね」と絶妙なフォローを入れ、笑いを誘っていた。
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