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大谷亮平、映画初主演作でダークヒーローに!表向きは居酒屋店主、裏の顔は闇金屋

2018年1月13日 05:00

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昼間は居酒屋店主、 深夜0時をまわると闇金屋
昼間は居酒屋店主、 深夜0時をまわると闇金屋
(C) 2018「ゼニガタ」製作委員会

[映画.com ニュース] 人気上昇中の俳優・大谷亮平が、金への欲望や恐怖を描く「ゼニガタ」で映画初主演を飾ることがわかった。表向きは居酒屋経営者だが、深夜0時をまわると超暴利で金を貸し付ける闇金屋に変ぼうする、ハードボイルドなダークヒーロー役に挑戦する。園子音作品の助監督として活躍し、「人狼ゲーム マッドランド」で監督を務めた綾部真弥がメガホンをとり、5月26日から公開される。

大谷といえば、2003年から韓国を拠点に活動していた“逆輸入俳優”としておなじみ。16年にドラマ「ラヴソング」で日本デビューした後、人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「奪い愛、冬」出演をきっかけに注目を集め、一躍ブレイクを果たした。現在、本田翼とともにダブル主演を務めたドラマ「チェイス 第1章」が配信中で、今夏には出演作「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」も公開される。

物語の舞台は、路地裏の一角でひっそりと営む居酒屋「ゼニガタ」。兄弟で店を経営する銭形富男(大谷)と静香は、深夜0時をまわると闇金屋という“裏の顔”を見せる。トサン(10日で3割)という違法な高金利で金を貸し、厳しい取り立てで債務者を追い込むのが銭形兄弟のスタイル。兄弟を頼る客は、「パンチ一発1万円」で用心棒を請け負う元ボクサー、地方でくすぶるキャバクラ嬢やヤクザなど、金の魔力にとりつかれたアウトローばかり。返せるあてのない借金を抱え、最後の手段として「ゼニガタ」を訪れた人々の運命を描く。

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主演の大谷は、自らの役どころを「『ゼニガタ』と聞くと、ルパンの銭形警部、そして銭形平次が真っ先に思い浮かぶかもしれません。彼らは正義の側のキャラクターですが、僕が演じるゼニガタは現代社会のダークヒーローです」と語る。そのうえで、「銭の主人になるか、銭の奴隷になるか、その本当の意味を熟知する男、銭形富男。 銭に侵された闇金の世界をのぞき見する様な感覚で、この作品を楽しんで頂ければと思います!」と熱く呼びかけている。

一方の綾部監督は、「何故こんなにもお金が欲しいのか。お金がある人も、ない人も、お金が欲しくて欲しくて堪らない。そんな人間たちの、緊迫しつつも滑稽なお金争奪戦と、お金に縛られて生きる兄弟のドラマを、理屈抜きに楽しめるエンターテイメント作品になっています」とアピール。初主演を果たす大谷を「どんな状況でもブレずに、そこにいる姿はまさに富男というキャラクターそのものでした。揺るぎない大木として作品世界にも君臨しています」と賞賛し、「債務者たちへの容赦ない取り立てと、静かに見守る眼差しを、是非劇場でご覧ください!」と話している。

ゼニガタ」は、5月26日から全国公開。

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