“世界で最も美しい顔”選出サラ・ガドンが魅力振りまく「ルイの9番目の人生」特別映像公開
2018年1月11日 12:00
[映画.com ニュース] リズ・ジェンセン氏のベストセラー小説を原作に、生まれてから9年間で9度も死にかけた少年を描く心理サスペンス「ルイの9番目の人生」の特別映像が、公開された。米映画サイト「TC Candler」が2017年末に発表した「世界でもっとも美しい顔100人」で第4位に選出され、本作では主人公ルイの母親に扮したサラ・ガドンが、作品の魅力を語っているほか、本編映像も収録されている。
2008年に死去した「イングリッシュ・ペイシェント」のオスカー監督アンソニー・ミンゲラが映画化を熱望し、遺志を継いだ息子で俳優のマックス・ミンゲラが製作と脚本を務めたサスペンス。ガドンに加え、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」シリーズのジェイミー・ドーナン、「ブレイキング・バッド」のアーロン・ポールらが出演する。「ホーンズ 容疑者と告白の角」で知られるアレクサンドル・アジャ監督がメガホンをとった。
デビッド・クローネンバーグ監督作品の常連としても知られるガドンは、「初めてこの脚本を読んだとき、古典的なスリラーの雰囲気に引き付けられた。この映画には『めまい』のような雰囲気がある」とアルフレッド・ヒッチコック監督の傑作を例に挙げる。ガドンは、「私はヒッチコックの大ファンなの。だから読んだとき、この映画の意図がすぐ理解できたわ」と笑みを浮かべて語っている。「映画の冒頭で、ルイは致命的な事故にあうの。そこから実際の出来事とルイの意識下で物語が進み、大人たちはこん睡状態のルイの周りで右往左往する」「ルイには否定しようのない、とても強い生命力が備わっている。その美しいエネルギーは、ナタリーとまさに対照的なの」といった意味深に語る姿も挟み込まれ、ミステリアスな本作への期待を高めるものになっている。
本編映像では、ガドン演じるナタリーが、こん睡状態に陥った息子のルイを看病するシーンが切り取られている。ナタリーは、担当医のパスカル(ドーナン)に魅力的に微笑みかけるなど、怪しい魅力を振りまいており、その後の展開が気にかかる内容だ。
「ルイの9番目の人生」は、1月20日から全国公開。
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