アカデミー・ミュージアムの理事にトム・ハンクスら
2017年12月31日 16:30
[映画.com ニュース] アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が、2019年の開館を目指し数年前から取り組んできた「映画博物館建設プロジェクト」の推進母体として、現行の理事会に代わる新たな評議会の設立を発表した。
米バラエティによれば、米NBCユニバーサルのロン・メイヤー副会長が議長を務める同評議会には、「普通の人々」「恋愛小説家」などを手がけたベテラン撮影監督で現AMPAS会長のジョン・ベイリー氏、Netflixチーフ・コンテンツ・オフィサーのテッド・サランドス氏、米パラマウント・ピクチャーズのジム・ジアノプロス会長兼CEOら大手スタジオのトップに加え、「パラノーマル・アクティビティ」シリーズで知られる敏腕プロデューサー、ジェイソン・ブラム、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」からスタートした新たな3部作では製作も務めるルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ、そして、アカデミー主演男優賞2度受賞の名優トム・ハンクスという、錚々たる面々が名を連ねている。
メイヤー氏は、「私たちが目指すのは、映画を愛するすべての人に、必ず1度は訪れてみたいと思ってもらえるような場所。素晴らしいメンバーによる評議会の結成で、実現への弾みがついたのは実に嬉しいこと」とコメントしている。
「アカデミー・ミュージアム」は2019年、米ロサンゼルスに開館予定。