裕木奈江、約23年ぶりの民放連ドラ出演作「FINAL CUT」で亀梨和也の“母”を熱演!
2017年12月28日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の裕木奈江が、約23年ぶりに民放連続ドラマ出演を果たした「FINAL CUT」で亀梨和也扮する主人公の母親・恭子を演じていることがわかった。
本作は、亀梨が復讐劇に初挑戦するカンテレ・フジテレビ系ドラマ。主人公は、復讐に人生を捧げた男・中村慶介。女児殺害事件の犯人ではないかと疑われ、追い詰められた末に自殺してしまった母・恭子の無念を晴らすべく、真犯人の究明と、報道関係者への復讐を実行していく。裕木が演じる恭子は、保育園の園長として働きながら、女手一つで慶介を育て上げた心優しい母親だ。だが、自身の保育園に通う女児が殺害される事件が発生したことで、平穏な環境は一変。ワイドショー番組「ザ・プレミアワイド」からの犯人扱いによって、次第に追い込まれていき、自ら命を絶ってしまう。
「決めゼリフがある二枚目の主人公がいて、エンターテインメントとしてすごく楽しく見られる人間ドラマ」と感じてオファーを決意した裕木は、自身の役どころについて「一生懸命に育ててくれたお母さんを守れなかった過去の自分を超えたいと、復讐の旅に出る主人公の慶介。恭子はある意味、そんな慶介の清い心を表現するための存在」と分析。「リアルに考えてしまうと恭子のようなことは起こっていけないですし、私もメディア側の人間として行動や発言に気をつけなければと感じます」と語っている。

「硫黄島からの手紙」「インランド・エンパイア」といった映画に出演するほか、25年ぶりに新シーズン復活が大きな話題を呼んだ米ドラマ「ツイン・ピークス The Return」で鮮烈な演技を披露した裕木は、現在活動拠点をロサンゼルスに移している。久々の日本
ドラマの撮影現場は「日本の撮影現場の雰囲気はびっくりするくらい昔と一緒なんですが、私にとって最も違うのは、微妙な表現が出来ること」と明かした。「アジア人、特に日本人の自分はハリウッドではマイノリティーですから、英語のセリフの有り無しに関わらず、周囲に誤解されないように必要以上にナイスであろうと力が入ってしまいます。そういった意味では、今回はリラックスして撮影に参加できています」と充実した日々を過ごしているようだ。
メディアにバッシングされるキャラクターのため「ずっと攻撃される役ですので厳しいです(笑)。役を憑依させると、辛い気持ちのまま2、3日いるしかないですし、ご飯がおいしくなくて、食欲も無くなってきますし、夜もよく眠れない」という。しかし「これをリリースしてしまうとお芝居にならないので、役者としてはしょうがないですね」と女優魂を見せた。そして「実際に私たちが生きる社会には正義ってなかなかありませんが、この作品は『正義はあっていいんだ』ってことを本当に真っ直ぐに伝えています」と本作の説明して「亀梨さんとの共演はありませんが、母として天国から彼の復讐劇を楽しみに見ております!(笑)」とコメントを寄せている。
「FINAL CUT」は、2018年1月9日からカンテレ・フジテレビ系で毎週火曜午後9時放送。初回は15分拡大で放送される。
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