カンヌ最高賞のスウェーデン映画 邦題「ザ・スクエア 思いやりの聖域」で4月公開
2017年12月21日 13:00

[映画.com ニュース]第70回カンヌ国際映画祭の最高賞、パルムドールを受賞したスウェーデン映画「The Square」が、「ザ・スクエア 思いやりの聖域」の邦題で2018年4月28日に公開する。「フレンチアルプスで起きたこと」のリューベン・オストルンド監督の長編第4作で、第90回アカデミー賞外国語映画賞のショートリストにもノミネートされている。
「フレンチアルプスで起きたこと」で壊れゆく家族の絆を描いたオストルンド監督が、本作では現代美術界で成功したキュレーターが遭遇する様々なハプニングを通じ、他者への無関心や欺瞞、階層間の断絶といった現代社会の問題を、美しい映像と辛辣なユーモアで浮かび上がらせる。
著名な現代美術のキュレーターとして周囲の尊敬を集めているクリスティアン。離婚歴があるが、2人の娘の良き父であり、慈善活動を支援している。次の展示となる「ザ・スクエア」は人々を利他主義へと導こうというコンセプトだ。しかし、自分の理想通りに生きることは時に難しく、クリスティアンは自分のスマホと財布を盗んだ泥棒に対して起こした行動により、取り返しのつかない状況へと引きずり込まれる。
「ザ・スクエア 思いやりの聖域」は2018年4月28日から、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、立川シネマシティほか全国順次公開。
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