ディズニー、21世紀フォックス事業買収を発表
2017年12月15日 13:42

[映画.com ニュース] 米メディア大手ウォルト・ディズニー社が、競合企業21世紀フォックスの映画やテレビなどの主要事業を約524億ドル(約5兆9000億円)で買収することで合意したと発表した。フォックスが抱える純負債を含めた買収総額は約661億ドル(約7兆4000億円)となる。
ディズニーが買収するのは、フォックスの傘下で映画製作を手がける20世紀フォックス、テレビ製作を担う20世紀フォックステレビジョンおよびフォックス21テレビジョンスタジオ、FXやナショナルジオグラフィックといったケーブル放送事業、アメリカ国外の放送事業。米Deadlineによれば、ディズニーは映像配信サービスを行う米Huluの権利を取得し、フォックスの30%の株式を同社株式に追加することも予定。フォックスが抱える映画「アバター」「X-MEN」シリーズや、テレビアニメ「ザ・シンプソンズ」などの動画配信サービス向け人気コンテンツを得ることで、Netflixなどのストリーミングメディアに対抗すると見られている。
今回の買収成立により、事実上ディズニーが「X-MEN」シリーズの映画化権を得ることになり、「アベンジャーズ」シリーズを主軸としたマーベル・シネマティック・ユニバースに「X-MEN」シリーズを引き入れることが可能となった。以前から、マーベル・スタジオ社長のケビン・ファイギは両シリーズをクロスオーバーさせることに意欲的と報じられていただけに、今後の巨大フランチャイズ化に期待が高まる。
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