“声優”ブルゾンちえみの実力はいかに?「ジオストーム」吹き替え映像公開
2017年12月11日 06:00
[映画.com ニュース] 「インデペンデンス・デイ」の製作&脚本を担当したディーン・デブリンが監督を務めるディザスターアクション「ジオストーム」の日本語吹き替え版の特別映像が、公開された。人気お笑いタレントのブルゾンちえみが、吹き替え声優に初挑戦している。
天候を制御できる最新技術を搭載した宇宙ステーションが、コンピュータウイルスに感染して暴走。不可解な異常気象が同時多発的に起こる地球壊滅災害“ジオストーム”の発生を防ぐべく、衛星開発者と国務省スタッフの兄弟が、絶体絶命の危機に立ち向かう。「エンド・オブ・ホワイトハウス」シリーズのジェラルド・バトラー、「クラウド アトラス」「アップサイドダウン 重力の恋人」のジム・スタージェス、「スリー・ビルボード」(2018年2月1日公開予定)のアビー・コーニッシュ、エド・ハリス、アンディ・ガルシアらが出演する。
日本語吹き替え版では、上川隆也が主人公ジェイク(バトラー)、山本耕史がその弟マックス(スタージェス)、ブルゾンがシークレット・サービス・エージェントのサラ(コーニッシュ)にそれぞれ扮する。映像では、マックスとサラの会話シーンが収められており、「仕事中に私的な会話は許されておりませんので」「仕事を妨害しないで。撃ちたくないから」とそっけない態度をとりつつも、「7時に帰る。愛してる」とそっとささやくなど、サラの“ツンデレ”ぶりが収められている。
ブルゾンが声優初挑戦ながら堂々たる演技を披露しており、「とにかくうれしかったです! 映画は大好きだけど、映画は自分とは別世界のものだと思っていたので、今回自分が関われるということが本当にうれしかったです」と感激をあらわ。“キャリアウーマン”ネタで人気を博すが、「サラはキャリアウーマンレベルが上過ぎました! 大人で、冷静で、国家の仕事をやっているという堅実さもある。いつも私がやっているキャリアウーマンとはまた違った声だと気づいて、難しかったですね。大統領を守るという重要な仕事に就きながらも、ちゃんと恋愛も楽しんでいるところに、1人の女性としても憧れます」と語ったほか、アフレコに際しては「とにかく臨場感を出すのが難しかったです。実際は、台本を持ってマイクに向かって言っているという状況だけど、“走って駆け寄るシーン”とか、確かにそういうときって声が変わっているなというのが分かって、本当に難しかったです」と振り返っている。
上川、山本は、「そこに生身の人間がいるので、アニメに声をあてることとは違いますね。でもそこがやりがいにもなりました」(上川)、「僕は次男なので、常に兄を見ながら育ってきました。兄弟の切っても切り離せない関係も理解できるし、今回は自然と演じることができました」(山本)と語ったほか、ブルゾンのネタにかけて「どういう新しい“With B”になるのか? すごく楽しみ!」(山本)とブルゾンとのコラボレーションに期待を寄せている。
「ジオストーム」は、18年1月19日から全国公開。
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