故キャリー・フィッシャーさんに捧げた「最後のジェダイ」観客6000人の心震わす!
2017年12月11日 00:08

[映画.com ニュース] ライアン・ジョンソン監督がメガホンをとった全世界待望のシリーズ最新作「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」のワールドプレミアが12月9日(現地時間)、米ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで行われ、世界同時公開に先駆けて、約6000人のファンが鑑賞した。
上映前には、ジョンソン監督のほか、メインキャラクターを演じたデイジー・リドリー、ジョン・ボヤーガ、アダム・ドライバー、マーク・ハミルら主要キャストによる舞台挨拶も行われた。役名とともにキャストをひとりずつステージに呼びこんだジョンソン監督が、記念すべき世界初上映を「キャリー・フィッシャーに捧げる」と宣言すると、場内は拍手喝さい。さらに「スター・ウォーズ」を愛してやまないファンたちの良心を信じて「これから見る人の楽しみを台無しにしないようにしてほしい」と“ネタバレ厳禁”を訴えかけていた。
ルーカスフィルムのロゴがスクリーンに映し出された瞬間、観客のボルテージは一気に急上昇。次いで、ジョン・ウィリアムズによるお馴染みのテーマソングとともにオープニングロールが投影されると、そのテンションは最高潮に達した。上映中は何度も客席から爆笑が巻き起こるという「スター・ウォーズ」シリーズには珍しい現象に加え、予想もつかない展開の連続に、思わず“息を呑む”音が聴こえたほど。ラストカットが終わり、エンドロールが流れた瞬間、その満足度を表すかのように、割れんばかりの拍手が場内に響き渡った。
ジョンソン監督が仕掛けた数々の“衝撃”によって、何度も感情を揺さぶられることになった観客たち。サン・クレメンテから来たという10歳の少年が「次作に続く説得力があった!」と語ると、その母親は「私としては、これまでの『スター・ウォーズ』シリーズでベスト1ね」と満面の笑み。一方、ルイジアナから訪れていた男女は「エモーショナルなストーリーがいい」「ポジティブなメッセージがある」「オペラ的で素敵なシーンがあった」と絶賛していた。
妻とともに来場していた90歳の男性は、特に後半パートにクギづけになったようで「あなたはどう思った?」と逆質問するほど興奮を隠しきれない様子。ハリウッドから来た40代の男性は「『スター・ウォーズ フォースの覚醒」よりも好きだった」と前置きしつつ「(同シリーズのなかでは)最もファニーだったね」と告白した。さらに劇中で描かれた“衝撃”のポイントについては「このようなことが起こるということは思ってもいなかった」と舌を巻いたようで「ビジュアル的にもすごくゴージャスだった」と納得の表情を浮かべていた。
「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」は12月15日から全国で公開。
フォトギャラリー

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース





