中条あやみ、ねぎらいの手紙に涙「まんまとやられました」
2017年12月6日 21:30

[映画.com ニュース] 福山リョウコ氏の人気漫画を実写映画化した「覆面系ノイズ」の公開記念舞台挨拶が12月6日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の中条あやみ、共演の志尊淳、小関裕太、メガホンをとった三木康一郎監督が出席した。
歌うことが大好きな女子高生・ニノ(中条)が、初恋相手のモモ(小関)に自分の歌を届けるため、幼なじみのユズ(志尊)とともに覆面バンド「in No hurry to shout;」のメンバーとして、音楽活動に取り組む姿を描いた。
奇跡の歌声を持つ少女ニノを演じるために、歌の練習に励んだという中条。この日は、レコーディング前の最終レッスンに付き添い、歌との向き合い方を指導した音楽ディレクターから中条に宛てた手紙が披露される一幕が見られた。中条は「泣かせようとするやつ(笑)」と笑いを誘ったが、「あやみさんは、自分がどれだけ人の心に響く歌声であるのか、はっきりと自信を持っていないかもしれません。あなたはあの短期間で、シンガーとして驚異的な成長を遂げ、耳にした人を振り返らせる、まさに“鳴り響く歌声”へと進化していったのです」と読み上げられると、途端に目元をうるませる。「真っすぐなポジティブさが多くの人を魅了する中条あやみの存在感なのだと感激したことを覚えています」と歌が苦手だった中条の成長ぶりを称えると、大粒の涙があふれた。
ねぎらいの言葉を受け取った中条は、「まんまとやられました」と泣き笑い。「大変だと思うこともたくさんありましたが、みんが優しくて、温かくて。私は、歌手を目指している者ではないのに、曲を作ってくださって、映画のためにいろんな方が動いてくださった。優しく励ましてくださったので、ここまでこれたんだなと改めて気づかされました」と感謝を述べた。
志尊は「座長が引っ張ってくれたから、僕らも支えよう、頑張ろうという気持ちになれた」と中条に言葉をかけ、小関は「監督の愛あるダメ出しを受けて『こんちくしょう!』と頑張るあやみちゃんを見ていたので、それも含めて頑張ったねという思い」とほほ笑んだ。
若手注目俳優が結集した本作。この日も集まった多くのファンを沸かせていたが、「周り人々の反応」を問われた志尊は「姉は、今まで僕の作品を全然見てくれなかったんです。僕に興味がないから(笑)。『あんた何してんの?』『仕事、何?』みたいな。ずっと海外にいたので。日本に帰ってきて『覆面系ノイズ』を見てくれて、感想がきたんです。『中条あやみちゃんかわいいね。小関裕太くんかっこいいね』と。だから順番的に次は俺だと思ったら、『あんた、唇青かった』って……」と身内から“塩対応”を受けたこと明かし、場内を驚かせた。
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