神風動画制作「ニンジャバットマン」18年公開決定! 叶姉妹“和洋折衷”の世界観に驚き
2017年12月2日 04:00
[映画.com ニュース] 長編アニメーション映画「ニンジャバットマン」(英題:Batman Ninja)の日本国内向け制作発表会が12月1日、千葉・幕張メッセで開催中のポップカルチャーイベント「東京コミックコンベンション2017」(略称:東京コミコン2017)で行われ、水崎淳平監督、脚本を担当した中島かずき氏、キャラクターデザインを手がけた岡崎能士氏が登壇した。
10月に開催された米ニューヨーク・コミコンで情報が解禁された本作は、中世の日本を舞台とした物語。バットマンやジョーカーらが、現代のゴッサム・シティから戦国時代の日本へとタイムスリップするという設定で、「ジョジョの奇妙な冒険」オープニングや「刀剣乱舞 -花丸-」エンディング、オリジナルアニメ「COCOLORS(コカラス)」を生み出した神風動画が制作する。「プロットを出した時にダメだと思っていたんですが、通ってしまった(笑)」と中島氏。「ジョーカーを含む悪党たちが戦国大名になりかわり、歴史を改変しようとする。それをバットマンと仲間たちがどう阻止するか」と内容の一端を明かしていた。
「子どもの頃からバットマンのファンだったので、今回参加することができて夢が叶ったような気持ち」と興奮を隠せない様子の岡崎氏。キャラクターデザインについては「アレンジはやろうと思えば、いくらでもできてしまうんですが、世界中の誰が見ても『これはバットマンだ』と意識できるようにしました」とオリジナルのルックスを可能な限り維持することにこだわったようだ。その言葉を受けて、水崎監督はアップのカットでも、バットマンの頭部全体がきちんと映るように画角を調整したことを告白し「国内でも反響を呼んでほしかったので、(画面への)キャラクターの収め方は気にしていました。バットマンを好きになってほしいという思いでつくった作品です」と思いの丈を述べていた。
また、この日は作品をいち早く鑑賞した叶姉妹がゲストとして出席した。約8000万円のゴージャスな毛皮のコートを着用した恭子が「ジョーカーのアートがとても美しいんです。ワールドワイドで、海外の方が飛びつくような作品」と感想を述べると、美香は「第一印象は『今までのバットマンと違う!』。色んなクエスチョンやツッコみどころも満載なんですが、とても楽しめました」と風変わりな“和洋折衷”の世界観を絶賛。その“ツッコみどころ”は意図されていたようで、水崎監督は「海外の作品には、少し間違って描写される日本のシーンがたまにありますよね。それをもっと勘違いさせてあげようという感じで世界観を構築したんです」と説明していた。
「ニンジャバットマン」は、18年に全国順次公開。「東京コミコン2017」は、千葉・幕張メッセで12月3日まで開催される。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ショウタイムセブン
【阿部寛がヤバすぎる】異常な主人公 VS イカれた爆弾テロ犯…衝撃のラスト6分、狂気の向こう側へ
提供:アスミック・エース
芸能生活50年で“初”体験!
【無料】映画の面白さが何倍にもなる特別番組…貴重な瞬間を見逃すな!(提供:BS10 スターチャンネル)
「アベンジャーズ」と関係するかもしれない“大事件”
【物語のカギは“日本”!?】このマーベル最新作は観るべきか、否か――?
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか?ショッキングな実話
提供:東和ピクチャーズ
次に観るべき“珠玉の衝撃作”
【余命わずかの親友から奇妙なお願い】「私が死ぬとき隣の部屋にいて」――魂に効く“最高傑作”更新
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【涙腺が危ない】切なすぎる物語…さらに脳がバグる映像美×極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー