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岡田将生、テレビ業界の裏側想像し「バラエティの世界って怖い」

2017年12月1日 04:00

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舞台挨拶を行った岡田将生、 堤真一、鈴木おさむ
舞台挨拶を行った岡田将生、 堤真一、鈴木おさむ

[映画.com ニュース] 人気放送作家・鈴木おさむの小説をWOWOWが連続ドラマ化した「名刺ゲーム」の完成披露試写会が11月30日、東京・スペースFS汐留で行われ、主演の堤真一と共演の岡田将生、原作者の鈴木が舞台挨拶に出席した。

物語の舞台は、華々しいスポットライトが当たる一方で、底知れない闇が存在するテレビ業界・芸能界。あるとき、テレビプロデューサーの神田達也とその娘・美奈は、首輪がはめられた状態で地下のボイラー室で目覚める。そこに謎の男Xが現れ、神田に散乱する名刺のなかから自分がもらった名刺を探し当てその持ち主に返すという“名刺ゲーム”を強要。失敗すればどちらかの首輪が即座に爆破されるという。神田は娘を救うためゲームに挑むが、そこには驚がくの秘密が隠されていた。

ゲームを仕掛けるキーパーソン・謎の男X役に扮した岡田は、「バラエティの世界って怖いなって本当に思った。毎週気に入ってる(バラエティ)番組を見るんですけれど、この人気番組も裏側はこうなのかなと思うと見る気が……」と想像を膨らませてしょんぼり。会場は笑いに包まれたが、鈴木は慌てて「勘弁してくださいよ! フィクション、フィクション!」とフォローしていた。

仕事が軌道に乗り周囲の人をないがしろにする神田を演じた堤は、脚本を読んで「こんな奴いるの? と思っちゃった」と信じられない様子を見せたが、「以前(鈴木に)お伺いしたら、モデルがいらっしゃるそうで」と暴露。鈴木は「いるんですよ! 名前は言えないんですけど。(神田が)勘違いして変わっていく様子を見て、その人のシーンがフラッシュバックしました(笑)」と当時を振り返っていた。

また鈴木は、自らが属するテレビ業界の裏を描こうと思ったきっかけを「若い頃に名刺を置いていかれた経験がある。結構あるあるだと思うんですけど。自分がすごく名刺をもらう立場になると、申し訳ないんですけど、1枚1枚の名前を覚えなくなった。ある時ハッとして、昔自分がやられたことと同じことをしているのではないかと思った。名刺を貰っている状況には色んなパワーバランスがある」と自身の経験を交えて語っていた。

「連続ドラマW 名刺ゲーム」は、12月2日からWOWOWで毎週土曜午後10時放送(全4話)。

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