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NHK大河「直虎」柴咲コウから「西郷どん」鈴木亮平にバトンタッチ ゆかりの品交換で珍品登場

2017年11月30日 16:00

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柴咲コウから鈴木亮平へバトンタッチ
柴咲コウから鈴木亮平へバトンタッチ

[映画.com ニュース] NHK大河ドラマの主演バトンタッチセレモニーが11月30日、東京・渋谷の同局スタジオで行われ、12月17日に最終回を迎える第56作「おんな城主 直虎」の柴咲コウと、2018年1月7日スタートの第57作「西郷どん」の鈴木亮平が出席した。

動乱の戦国時代、男の名で家督を継ぎ勇ましく生き抜いた井伊直虎を演じ切った柴咲。1年以上続いた撮影を振り返り、「あっという間。夢中になって、作品に没頭していました」と語り、「鈴木さんも、楽しんで撮影してくださいね」とほほ笑みかけた。誰もが知る薩摩藩の大物・西郷隆盛に扮する鈴木は、「1年間、お疲れ様でした」とねぎらいつつ、撮影はすでにスタートしているだけに「僕はその場に向かって走り始めたところ。大河のバトンは重い、重いものです」と表情を引き締める。井伊家と西郷は因縁が深いことから「明日の撮影は、井伊家をなんとかしないといけないシーン。柴咲さんとお会いすると、決意が揺らぎます」と語り、柴咲を笑わせた。

さらに柴咲は、クランクアップ時を振り返り「走りきった喜びと、達成感と、寂しさがありました」といい、「放送は続いているので、最終回をきっちり見届けたい」とまっすぐな眼差し。鈴木から「これだけは、と気をつけていたことは?」と質問をぶつけられると、「どう集中力を保つかですね。どうしても脇にそれてしまうことがあるので、私は予防策として狭い部屋に引っ越しました。セリフを覚える時間のため、料理をしないようにキッチンも充実していない感じ。セリフを覚え、寝るための部屋ですね」と答えた。あまりにストイックな姿勢に、鈴木は「狭い空間にいるようにします」と少々面食らった様子だった。

またドラマゆかりの品を交換し、互いを激励する恒例の場面では、柴咲は静岡・浜松市のみかん、鈴木は薩摩切子を提供。2人は「つやつやでビタミンがたっぷりありそう。体調は大事ですし、こたつとみかんは日本の風物詩でもありますから、休みの日曜は放送を見ながら食べたい」(鈴木)、「薩摩切子はすごく好きで、自分でも買ったりします。デザインがモダンできれいですね」(柴咲)と嬉しそうに表情を輝かせた。一方で、鈴木は「うちのスタッフがどうしても、と……。おまけです!」とサツマイモをプレゼント。珍品の登場に、柴咲は「おいしそう」と大笑いだった。

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