長澤まさみ、高橋一生に「口の中に手を入れられて…」 遠慮のなさに「すごいなあ」
2017年11月27日 20:10

[映画.com ニュース] 長澤まさみが主演し、高橋一生と共演したラブサスペンス「嘘を愛する女」の完成披露試写会が11月27日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、長澤と高橋のほか出演のDAIGO、川栄李奈、吉田鋼太郎、長編映画デビューを飾った中江和仁監督が舞台挨拶に出席した。
2015年に開催された「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM2015」で初代グランプリに輝いた企画を映画化。キャリアウーマンの川原由加利(長澤)が、運命的な出会いで結ばれた恋人・小出桔平(高橋)がついた大きな嘘に翻ろうされる姿を描いた。10年以上温めていた企画が実現した中江監督は、緊張の面持ちながら「脚本も100回くらい書き直し、この10年間、この映画のことばかり考えていました。素晴らしいみなさんと実現でき、ずっと温めてきた思いが伝わると幸いです」と感激の言葉を並べた。
さらに長澤は、自身の役どころを「自分にも通じる」と感じたという。その理由を「由加利と同じように、私も中堅どころといわれる世代に突入しましたし、そこが等身大。恋愛観でも、世間では本当の愛を掴まなければいけないと言われる年齢になりましたし、そこも等身大です」と詳述し、「自分の感情が由加利の感情とリンクしていけば、重みと深みが加わる。今の私にとって、チャレンジだったと思います」と胸を張った。
また長澤&高橋は「世界の中心で、愛をさけぶ」以来の映画共演。芝居の距離感が近かったため、長澤は「緊張しない人はいない」と笑い、「(高橋の)遠慮がないところが、とても勉強になりました」と語る。「高橋さんに口の中に手を入れられて、開かれるシーンがあるんですが、遠慮がなくて『すごいなあ』と(笑)。お芝居って、遠慮があると相手との距離が変わってきちゃうんです。深い関係性という設定だったので、いい意味で『ここから来るんだ』と思いました」と振り返ると、高橋は「最初の方に撮ったシーンなんです。思い切って、ガッと指を入れさせていただきました」と解説していた。
一方で高橋は「嘘は日常的についています」と唐突に告白。「僕のなかで『嘘』はネガティブワードじゃないんです。物事を楽しむには必要」と持論を述べ、観客を驚かせた。俳優として晴れ舞台に立ったDAIGOは「今の気持ちをわかりやすく言うと“UM”。嘘みたい」といい、「今回、ヅラをかぶっているんですが、長澤さんが『違和感がない』と。川栄さんは俺だと気づかなかった。役になりきれていると、自信が確信に変わりましたね。今後ヅラ俳優として、作品に呼んでもらえるいいきっかけになったかも」とニヤリ。川栄は、吉田の腹に回し蹴りするシーンについて「私の体が硬くて、お腹より下の“危険ゾーン”手前に入ってしまい、ヒヤヒヤしました」と言及し、吉田は「あと1センチでやばかった」と顔をしかめていた。
「嘘を愛する女」は、2018年1月20日から全国で公開。
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